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映画「梟-フクロウ」を観てきた。後半怒涛のサスペンス・スリラーだった。

たまたまミニシアター系の映画で面白いものがないか、をネットで検索していたところ、新宿武蔵野館で上映中の韓国映画「梟-フクロウ」という作品が目に止まった。

 

韓国で以下のような記録を樹立しているらしいこと、そしてサスペンスものらしい、ということがわかって、SNS上のコメントも好評だったのだ。では、ちょっと行ってみるかということで、新宿の武蔵野館まで行ったのだった。

久々の武蔵野館であった。ロビーのラウンジはノマドワーカーが使えるようなテーブルやソファ、椅子があり、くつろげるようになっていた。売っているドリンクやスナックも、いわゆるシアターコンプレックスよりもバラエティーがあり、また安いものも売っているのでありがたい。

 

土曜日のその日はほぼ満席であった。口コミによって話題になっていたのだろうか。

 

さて、映画は以下の朝鮮王朝実録をもとにして、想像を膨らませた物語だそうだ。

 

朝鮮に戻った王の子は、ほどなくして病にかかり、命を落とした。
彼の全身は黒く変色し、目や耳、鼻や口など七つの穴から鮮血を流し、さながら薬物中毒死のようであった。
ー朝鮮王朝実録ー

 

主人公は盲目の鍼師である。その彼と同じような視線でこの事件を目撃していくのだが、特に中盤からは片時も目を離すことができなくなった。

 

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役者の演技が大変すばらしい。韓国映画はそれほど沢山みているわけではないが、役者の演技レベルが大変高いのではないか、と感心する。

 

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エンターテインメントとして、とても面白いが、単にそれだけに終わらず、最後の方では映画的なカタルシスを感じさせる展開があり、心を揺さぶられたのだった。

現実世界ではなかなか声を上げることができないが、映画の中でそれを代弁してみせているのだ。おすすめである。

 

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ではまた。

 

インドネシア・バリ島に初めて行ってきた。楽園だった その3 ウブド

3日目、お昼前にサヌールのホテルをチェックアウトすると、ウブドへ移動した。

 

サヌールからウブド Grabを利用

ホテルのレセプションに聞いたところ、サヌールからウブドまで車を手配してもらうと400KRpくらいかかると言う。結構な値段である。そこで、Grabで調べてみたところ、140KRpくらいの見積もりが出てきた。Grabの方が圧倒的に安い。というわけで、そのままGrabで予約をすると、近くにいた車が捕まり5分程度でやって来た。

バリ島においてもGrabは便利なようである。

ウブドではUbud Village HotelというところにAgodaで予約を入れていた。そこまでの距離は約23Kmである。1時間15分くらいの道中、英語が堪能なドライバーに途中の村でガラス細工をやっているとか、ここの村は像を作っているところだ、とかの話をしててもらい、2月中旬の選挙の話を聞きながら進んだ。

最終的にホテルまではなんと132KRpで済んだ。とてもお得だった。ぜひGrabを利用することをお勧めする。

 

ウブドの宿泊 Ubud Village Hotel 

プールや部屋

バリ島は初めてなので、今回はなるべく移動に便利なところとして、Monkey Forest Road沿いの、ウブド王宮とモンキーフォレストのほぼ中間に位置するUbud Village Hotelというところに泊まることにした。ここであれば、夜のバリダンスを見学するにも都合が良いと思ったのだ。

リーゾナブルな値段でなかなか綺麗なホテルのようだったからだ。

ここは中心となる道路に面しているが、奥行きが結構あり、中にはこのようなプールもあった。ここは泳ぐというより、美しく作った景観の一部という感じで、実際泳いでいる人は滞在中にはいなかった。

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建物に囲まれた回廊があり、植栽もあるので美しい。
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このように囲まれた中に中庭に一つ目のプールがあった。ここはあらゆる角度から人の目が集まりやすい。
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さらに奥の方、そこは朝食を食べる会場にもなるところだが、その近くにメインとなるプールがあった。このホテルはビル型だが、工夫をしてジャングルのような緑を演出していた。

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囲まれているのでそれほど解放感はないが、食べ物やドリンクを出してくれるバーカウンターもあり、スタッフはフレンドリーで居心地は良かった。
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部屋はデラックス・ルームで、出窓がありその下にはソファがしつらえてあった。

4階建てのビルなので、外に出られるテラスはなかった。サヌールの開放的なヴィラからはだいぶ違う雰囲気だ。中に入ると良くエアコンが効いているのがよかった。なにしろ、外は暑いのだ。
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部屋はとても広く、洗面所も奥行きがあった。奥の左手がトイレで、右側にはシャワーブースがある。手前の左手がバスタブだ。
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バスタブも広々。ゆったりとお風呂に入ることができた。
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アフタヌーンティーとバリマッサージ

このホテルでは4階屋上のラウンジで、16:00~17:00まで無料でアフタヌーンティーを楽しめるとあったので、さっそく行ってみた。

コーヒーや紅茶を頼むと、レモンタルト、マフィン、そして、春巻きやら何やらが出てきた。ほんの一口の量ではあるが、無料なので文句は言えない。

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そして、あまり人もいないので(オフシーズンという理由もあるのか?)、ゆったりと過ごすことができた。
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あとから何人かやってきたが、混みあうこともなく寛ぐことができた。
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屋上からのウブドの眺めだ。高い建物はなく、ジャングルが生い茂っている。
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オレンジ色の屋根と緑のコントラストが続く景色だ。

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ところで、ホテルからは20%オフのマッサージのクーポンをもらっていた。そこで、時間を予約して60分のバリマッサージを受けてみた。200KRpだという。それでフルボディマッサージだが、とても上手なのでよかった。

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バスタブもあった。これは使わなかったが。
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終わってからこの外のテラスでティーが振舞われた。どうぞゆっくりお過ごしください、とのことだったので、しばらく景色を眺めていた。
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鬱蒼たるヤシの木の眺めだ。
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食事

Cafe Wayan & Bakery

ウブド・ビレッジ・ホテルのすぐ近くに、カフェ・ワヤンというGoogleでは評点が高いカフェ・レストランがあったので、お昼を食べに行ってみた。

ナシゴレン 75KRp とても美味しかった。

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ここは奥のほうに庭が広がっていて、素敵なテラス席などがあって、そちらも雰囲気がとても良さそうだった。
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こちらは別の日に食べたミーゴレン。 

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Bumi Bali Reastaurant

こちらもUbud Village Hotelからすぐ近くのレストラン。昼食に入ったが雰囲気がとてもよかった。空いていたが。

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奥には庭園もある。
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Hibiscus Warung

ここはウブド王宮に向かってしばらく歩いていき、お土産屋の間の細い道を入って行くとひっそりとあるレストラン。細い道の入口に店の名前が出ているのが目印だ。

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王宮のレゴンダンスを見るために少し早めの時間に行ったので空いていた。
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サテ・アヤム(チキン)を食べてみた。ピーナッツソースがけになっていて、美味しかった。
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モンキーフォレスト道路から一歩路地を入ると、とても静かだった。そして、このように普通の家並が見えるのもバリらしくて良かった。
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モンキーフォレスト

夕方、歩いて20分くらいのところにあるモンキーフォレストまで行ってみた。ホテルからだと大きく道を下って行くことになる。ウブドというのは結構アップダウンがあったのだ。エントランスはぐるっと回ってから入るため、けっこう歩いた印象だ。

ここはまさに観光地という感じで、いろいろな国から次から次へと観光客がやってきていた。そんなに猿が珍しいのか、とは思った。

実際、猿は日本でも上高地に行った時や、群馬県などでも結構お目にかかるので、大して珍しい存在ではない。ああ、猿だなあと思うだけである。従って、正直さほど面白いという場所ではなかった。外国人は大いにキャッキャ言っていたけどね。ニホンザルと違って、ヘアスタイルがモヒカンになっていた。

園内は渓谷もあって、大きく下って登るようなコースもあった。ウブドというのは川沿いが大きく谷が切れている場所が結構あるのだった。

下ったら登らねばならない。

遺跡の泉のような池もあった。アドベンチャーもののゲームのようだ。

猿はあまり近づいたり、じっと見つめると威嚇してくる場合がある。

というわけで、まあこういうところかと一周回って早々に出てきたのであった。

ウブド王宮の民族舞踊 

ウブド王宮では毎晩19時半頃から日替わりで民俗舞踊が催されていた。チケットはその日に王宮前の広場や王宮入口あたりで、いろいろな人が売っていた。チケットは同じ値段なので、誰から買ってもいいようだ。

その日は火曜日だったので、ラーマーヤナ・バレエをやるというスケジュールだった。こちらがそのチケット兼パンフレット。値段は100KRpだった。

ビナ・ルマジャというグループによる公演だ。

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王宮の舞台は非常にこじんまりとしており、座席もそんなに多くはないので、19時までには行った方がいいと売り子からアドバイスを受けた。そこで余裕を見て、18:45分ごろに行ってみたところ、既に帳面の席には何にも座っていたので、開いている所に一緒に座った。

なお、座席の前にはフロアマット?が敷かれたスペースがあり、砂被りで座ることもできる。そこの一番前に座れば、真ん前で見ることができる。

日が暮れて照明がつけられると見事に王宮の建物が浮かび上がった。

開幕時間になると満員になった。

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ラーマーヤナ・バレエはとても面白かった。ぜひ、パンフレットを読んでおくことをおすすめする。そうすれば、物語も良く分かる。
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シータ姫たち一行が金の小鹿に出会うシーン
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シータ姫の侍女たちの踊り
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アレンカ国の魔王ラワナに囚われたシータ姫
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最後の大団円
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バリの民俗芸能は観光客が見て楽しめるようになっているので、とても楽しく見ることができる。

 

 

 

ではまた。

インドネシア・バリ島に初めて行ってきた。楽園だった その2 サヌールビーチ

デンパサール空港からサヌールのホテルまでは30分程度だった。空港のブルーバードタクシーで手続きを行い、出口の外にいるドライバーと合流して車に向かった。

 

目次

サヌール Swastika Bungalows

ドライバーは英語が堪能だった。聞いてみると、バリ島は観光の島でそのために小学校から英語は学んでいるそうだ。

バリ島には背の高い建物がほとんどない。それは寺院よりも高い建物を建ててはいけないというルールがあるからだ。そして、屋根の色も赤い色に統一されていて家並が美しい。

1月末は雨期ということで、到着したときの空はどんよりとしていた。午後から夜にかけては雨が降ることもあるようだ。しかし、この滞在中は雨に降られたことはなかった。ほぼ毎日がいい天気でラッキーだった。

 

サヌールではスワスティカバンガローという宿をAgodaで予約していた。一泊の値段が手ごろな割に、なかなか素敵なプールが2つもあるということだった。しかも、ロケーションがよさそうだったのだ。

スワスティカ・バンガローの入口

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ここは通りから少し奥まったところにあるため、とても静かだった。フロントはこんな感じで開放的な造りになっている。

スタッフはどの人もにこやかに挨拶をしてくれた。とても良い感じだった。

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広大な中庭が広がっている。

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私の部屋は2階だったので、この階段を上がって行く。
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テラスもあり、またプライベート感もあり、そこからの眺めも素敵だった。
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スタンダードルームの部屋だ。ちょっと殺風景ではあった。
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テラスからの眺めだ。中庭にはヤシの木や木々が鬱蒼と生い茂っていて、鳥のさえずりが聞こえて、素晴らしい。

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目の前にはサブとなるプールがあった。
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部屋の作りで「これはびっくり」というのがあった。なんと、トイレ・バス・洗面所が外にあるのだ。正確にはシャワーブースのところが天井がなく屋外になっていた。

そのため、開放的と言えば聞こえはいいが、日中だと強烈な太陽光線を浴びながらトイレをする、ということにもなった。しかし、それも次第に慣れ親しんできて、これも案外いいではないか、と思えてきたから不思議だ。

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こちらはメイン・プール。この時期はオフ・シーズンということもあるのか、泊り客もさほど多くないようで、日中でもプールサイドのデッキチェアには空きがあって、余裕で座れた。このプールは周りの植栽やバンガローの雰囲気も良くて、とても居心地の良いプールで、まさにパラダイスだった。20m程度の長さもあるので、泳ぎがいもあった。

このプールで話をしたスウェーデン人はこれまで20年ほど毎年この時期に、寒さを逃れるためにバリ島へ来て、一か月ほど滞在しているというから驚いた。
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夜になると庭に照明がついて、綺麗だった。

 

 

サヌールビーチ・ロード

着いた当日は夕方になっていたが、せっかくなのでビーチロードの方へ行ってみた。

ホテルからすぐのところの脇道を入って行くと300m程度でビーチロードに出るのだ。

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ビーチに出ると地元の人もたくさん来ていた。

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海はさほどきれいというほどでもないようだ。三々五々、夕方を楽しんでいるようだった。 
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翌朝はレンタサイクルを借りて(一時間で35KRp)ビーチロードをサイクリングしてみた。レンタサイクルは至る所にあるので、至近のところで借りるとよい。

遊歩道は所々で自転車道と歩行者用とで分かれるところもあった。そして、瀟洒なリゾートホテルが遊歩道沿いにあり、その豪華なプールや建物を眺めながら走っていると、今後はこういうところにも泊まりたいなと思うのであった。

サヌールは落ち着いたビーチと言われていたが、実際長期滞在していそうな外国人、またローカルの人たちがのんびりと過ごしている、という印象でとても居心地がよかった。

このような遊歩道がずっと続いていた。朝の散歩には最適な場所であった。

遠くには山が見えた。
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ここは面白い屋根をしていたので写真を撮ったのだが、Byrd House Baliというカフェ・レストランだった。
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食事について

Mango Taru 

初日の夕食は近くにあった、Mango Taru Restaurantというところで食べた。綺麗でフレンドリーなスタッフがいて良かった。片言の日本語を話せる女性スタッフもいた。

ナシ・チャンプルー: 71KRp、 小ビール:27KRp プラス税サー15%

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ナシ・チャンプルー、いろいろなおかずが添えられていて、日本人の口に合う味付けだった。
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翌朝の朝食はホテルのレストランで食べたが、ここではオムレツなどの卵料理を目の前で作ってくれた。そして、パパイヤやマンゴー、スイカなどのフルーツも豊富に盛り付けられていた。パパイヤが好きなので、それが沢山あったのは嬉しかった。

 

Lilla Pantai

ビーチロードをサイクリングしたついでに、Lilla Pantaiというカフェに立ち寄って、スムージーボウルを食べてみた。スワスティカ・バンガローからは少し南下して、サヌールビーチに近いところにある。雰囲気がよいカフェだった。目の前を散歩する人やジョギングする人が通過していく。

スムージーボウル: 49KRp、 コーヒー: 20KRp  プラス税サー15%

 

Cafe Smorgas 

昼頃になるととても暑いので、ランチはホテルのすぐ近くにあるカフェに行って、ナシ・ゴレンを食べた。これだとよくわからないが、とても量が多くて食べきれないほどのボリュームであった。チキンの骨付き肉が付いているのがよかった。

 

Warung Pregina 

2日目の夕食には、近くにあるレストラン、Preginaに行った。

ここではサテ・バビ(豚肉のサテーだ): 75KRpを食べたが、豚はなかなか美味しかった。
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ヒンズー教らしい装飾が置いてあって、雰囲気が良かった。
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次の日からはウブドへ移動だ。

 

ではまた。

インドネシア・バリ島に初めて行ってきた。楽園だった その1 出発~バリ到着まで

先日、寒い日本を抜け出して初めて、インドネシアのバリ島へ行ってきた。日程は往復が機中泊で、現地に4泊という行程だ。せっかくなので、ビーチとウブドと2泊ずつで行ってみることにした。ビーチはサヌールが一番落ち着いている、ということだったので、そこに行ってみることにした。

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目次

マイレージプラスユナイテッド航空)の特典航空券を利用

 

ユナイテッド航空マイレージプラスが貯まるセゾンカードに入っていて、これはなかなか使えるカードなのだが、貯めたポイントは永久に使えるので有効期限を気にしなくていいのだ。追加オプション(年5,500円)で、1000円の買い物で15マイル(1.5%)が還元されるので、買い物や光熱費の支払いなどでポイントが結構貯まる。

その貯まったポイントで特典航空券に転換したのだが、調べるとタイ航空でバンコク経由バリ(デンパサール)までは、羽田発の深夜便では47.5Kほどで片道はビジネスクラスにすることができた。帰りはシンガポール航空で、こちらはエコノミーしか割り当てがないようだった。

深夜便でタイに行ったことは何回かあるが、これは年を重ねるごとにしんどくなってくる。ビジネスでフルフラットにできるのであれば、ありがたいことだった。

 

羽田空港国際線 全日空のラウンジ

今回はビジネス利用だったので、大手を振って航空会社ラウンジに行ってみた。ところが、凄い激込み。深夜0:20発という時間帯なのでそんなに混んでいないかと思いきや、逆に深夜便が多いのか、座席はほぼ満杯。

駐機場を眺めることができた。

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とりあえず、ビュッフェに近い席を確保し食べ物にありつく。カレーライスがうまい。そして、サラダやポテト、唐揚げなどにも手を出すが、大したことはない。

後で腹が減らないようにと、麺コーナーできつねうどんを所望した。小さな椀に入って出てくるので、小腹を満たすには十分だ。ラーメンが人気のようだった。

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アルコールを飲めばもう少し充実するのかもしれないが、飲まないので今一つぱっとしない。

 

タイ国際航空 ロイヤルシルククラス

特典航空券はユナイテッド航空のWEBページから申し込むが、座席指定についてはタイ航空のWEBサイトで選択する形となる。しかし、特典航空券についてはなぜか、WEB上では指定ができなかった。そこでタイ航空へメールを送ってやり取りし、座席を確保した。ただ、それでわかったのはこの機体が最新鋭で、ビジネスクラスは座席が前後に2名、1名の座席に互い違いになっていて、1名掛けのところを選べば隣がいなくて、広々空間になるのだった。

サイドには荷物置きがある。シートを傾けるとフルフラットになる。厚手のブラケットが装備されているので寝るには充分だ。

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窓側には大きな台がある。下には収納ボックスもある。
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備品としては、AKGノイズキャンセリング・ヘッドフォンN60NCが付属していた。装着してみるとあら不思議、一瞬にて静寂となる。音響も素晴らしく、これはいいヘッドフォンだと思った。

アメニティーとしては、ジム・トンプソンのバッグに、目隠し、イヤープラグ、歯磨き粉、歯ブラシ、ハンドローション、リップバーム、アロマ・ローラー、ソックス、などが入っている。

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深夜便なので、そのまま消灯になるので早速フルフラットにして寝る態勢に入る。

しかし、朝食で起こされてしまうので、どんなに頑張っても4時間くらいしか横になっていることはできない。フルフラットだと言ってもやはり深夜便はきついのだった。

 

早朝、朝食が運ばれてくる。和食弁当もあったが、こんな朝っぱらから、ということで、タイの御粥にしておいた。あっさりしていて美味しい。

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バンコク・タイ航空ロイヤルシルク・ラウンジ

到着したバンコクスワンナプーム空港では、バリ島往きTG431便の搭乗開始時間が8:10なので、2時間以上待ち時間があった。タイ航空ラウンジに行く時間は十分にあったが、乗り換えコンコースのどこにあるのかちょっと迷ってしまった。その辺のタイの係員に聞くと、Dというところにロイヤルオーキッドラウンジがあるということだった。

バリ島往きはコンコースCだったので、Dの方には行かなかったのだ。

 

さて、タイ航空のラウンジは中が広く、まだ早朝ということで空いていた。食べ物も2か所でサービスされていて、サンドイッチや、おかゆ、麺、デニッシュ、など結構いろいろなものがあった。やはり、タイは良いなあと思ってしまう。

 

デンパサール往きTG431 ロイヤルシルククラス

バンコク発デンパサール往きのこの便は8:50発ー14:15着となる。インドネシアはタイよりも1時間早いので時差が生じている。4時間弱の飛行時間となる。 

 

うっかり撮り忘れてしまったのだが、ここでは朝食がサーブされる。CAがチキンライスがお勧めと言ったので、それはきっとカーオマンガイに違いないと思って、ぜひそれをと頼んだ。やはり、間違いなく、少し上品な感じの、でもけっこうボリュームがあるカーオマンガイを食べることができた。写真撮り忘れたのが無念である。

 

ところで、座席はTG431便でもフルフラットになる仕様の素晴らしいシートだった。ここは中央の2席並びのシートで、手前(右側)のディスプレイを手前に引き出してみる形となる。左側に見えるディスプレイは隣の客用のもの。しかし、今回ビジネスはガラガラで、隣には乗客はいなかった。

 

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そうこうしているうちに、ついに飛行機はバリ島へ向けて下降を始めた。

 

バリ入国

さて、インドネシア入国ではArrival Visaが必要になるが、事前にネットでE-VOAを取得しておいた。そして、電子税関申告書のQRコードも同様である。

しかし、入国審査で当然のことのようにE-VOAという方向へ行って窓口までたどり着くと、ここはインドネシア人専用である、お前はあちらへ行けというので、指さされた左側の、大量に人が並んでいる全く別の窓口へ行くことになった。これはなんだかまぎらわしかった。

なにはともあれ、何の問題もなく入国審査・税関を通り抜け、バリの地に降り立ったのだった。

 

これはコンコース内のおいてあったバロン。

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およびモニュメント。
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さて、バリ島に到着してすぐにSimカードIphoneへセットしたかったので、事前にネットで調べた、Klookという会社で事前購入(1800円)しておき、到着口のすぐのところにあった、XL Axiataで入換え設定をしてもらった。XL Axiataの店の前には何人もの売り子がパネルを持って勧誘をしていた。それもネット情報そのままであった。

5-10分で設定が終わり、完了である。

設定してもらったSimカード

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以下はKlookのサイトだ。

www.klook.com

 

では、ホテルへ行くことにするが、目の前にブルーバードタクシーのカウンター(営業所)があり、声をかけてきたお兄さんと話をするとサヌールまでは300Kというので、いや聞くところによれば250Kで行くところがあるというが、というと250K(約2400円)へディスカウントになったので、それで手を打ちこの会社のタクシーに乗って行くことにした。いよいよバリ島だ。

 

ところで、デンパサール空港へ着いておもったのだが、ここはまさにツーリスト・デスティネーションだな、ということだ。空港の建物の意匠もそうだし、南国の楽園の雰囲気を演出しているのだ。

 

ではまた。

おめでとう千葉百音選手 2024年四大陸選手権女子シングル 優勝!

昨年10月のグランプリシリーズ・アメリカ大会で千葉百音選手の滑り・演技に魅了されて以来、注目してきたので、今回の四大陸選手権優勝は嬉しくて仕方がない。

大きくおめでとうと言いたい。ただ、まだこれはスタートに過ぎないのだ。遂に世に知られる存在となり、世界選手権、その先と活躍していくことだろう。

 

それにしても、今回のSP開始前の顔つきは目が白黒して、ものすごい緊張しているのが伝わってきた。果たして大丈夫なのかと思ったが、滑り出すとそれが杞憂であったことがわかる。不安と自信のはざまに揺れ動く心境だったというが、きっちりとジャンプを決めて滑り切るメンタルに感嘆した。しかし、表情は最後まで強張ったままだったのが残念だが、自分でもよく認識をしていたのだとインタビュー記事で知った。

youtu.be

 

そして、FPだが最終滑走に決まったということで、トップで来て最後に滑るというのは非常なプレッシャーがかかると思う。スタート前はやはり同じようにとても緊張しているのが見て取れた。しかし、不思議と滑り始めれば落ち着いて、全日本の時よりも伸び伸びと大きく滑っているように思われた。スケートが良く滑っており、ターンの弧も大きく、ステップの伸びが素晴らしかった。自分らしく滑ったのだなと思った。

実に見事な演技だった。どこを切り取っても絵になる美しいプログラムだ。見ていてあっという間に終わってしまうのはなぜだろうか。

特に最後の音楽のホルンでの盛り上がりのあとにルッツが重なる構成は感動もので、その後の流れるようなステップからのスピンへの展開を見ていると不思議と涙が出てくる。

youtu.be

 

インターハイの時に解説の方がいみじくも、フィギュアスケートの真髄を見せてくれる、と語っていたが、全くその通りだと思う。

 

以前の記事はこちらから。

www.nobbyblog.com

 

 

ではまた。

さんふらわあで別府に行って、地獄めぐりをしてきた。

2023年12月、大阪港から別府港へ向かった。その模様は下記の記事をご覧いただきたい。

www.nobbyblog.com

 

別府港には早朝、6時過ぎに到着した。下船にはそれほど時間がかからず、7時過ぎには別府港ターミナルへ降り立った。そこからはバスが出ていて、別府駅までは15分くらいで到着できた。

 

早朝に別府駅に降り立ったということで、さて何をするかだ。あいにくの雨だった。調べると、竹瓦温泉が駅から700mくらいのところにあり、朝早くから営業しているようだったので、そこにまずは行ってみることにした。

 

別府駅前には「手湯」というモニュメントがあった。いかにも温泉の街だ。

 

「手湯」はこのようなデザインされた小屋のようになっていた。なかなか良い感じだった。

 

駅前から別府湾の方向へ歩いて行った。途中にはスーパーホテルもあった。歩道が広くて歩きやすい。

 

途中、アーケード街などを抜けて行くと、やがて竹瓦温泉に到着した。歴史を感じさせる、とても古めかしい建物で存在感があった。

 

竹瓦温泉の建物

 

入浴料は300円だった。とても安くてありがたい。なお、砂湯に入る場合には1500円だったのだが、予約が一杯でだいぶ先の時間でないと入れない、とのことだったので、これはパスした。

 

内部の様子。歴史を感じさせる。味があっていい感じだ。

 

男湯はここから入るが、のれんをくぐるとちょっとした着替え場があり、服を入れる棚がある。そこから階段を降りると一階に湯舟がある。つまり、着替える場所と湯舟のあるところが一体となっている。

幸い誰もいなかったのでゆっくりつかることができた。なかなか熱い湯で良かった。

 

竹瓦温泉のHPはこちらから。

竹瓦温泉

 

さて、再び歩いて別府駅へ戻ると、今度は別府地獄めぐりをすることにした。別府駅の反対側、西口からバスが出ていた。地獄めぐりをする場合、バス停は「海地獄前」で降りて、順に地獄を辿って坂を下りて行くのが便利だということを聞いた。

そこで、まずは海地獄へ行ってみた。

 

海地獄のところには、合わせて鬼石坊主地獄があり、そちらも見てみた。

 

海地獄。もくもくと蒸気が上がっていた。

 

 

海地獄のとなりにある赤池地獄。色が確かに赤かった。

 

地獄の噴気を利用した温室があり、オオオニバスが育てられている。

 

次いでやって来たのはかまど地獄。海地獄を出て少し下って行くと、すぐだった。

 

ブルーが鮮やかな温泉池。

 

ここには体験できるいろいろな種類の温泉があった。蒸気を浴びたり、座って足元から温浴をしたり、飲んだりなどだ。

飲む温泉だ。

 

その次には鬼山地獄にやって来た。どこも名前が地獄にふさわしいが、絵がかわいらしい。

 

ここではなんと、ワニが育てられていたのでびっくりした。それも大量にいたのだ。

 

そして、最後に訪れたのが、白池地獄だ。

 

ここは庭園のようになっていた。

 

別府駅ではなんと、「ざびえる」というお菓子をお土産に買ったが、ネーミングのざびえるというのが凄い。そして、この黒と赤のボックスがいかにもキリシタンという感じだ。とても美味しかったのでおすすめ。

 

ではまた。

銀盤の妖精 ジャネット・リン、アメリカの恋人 ドロシー・ハミル 

先日、フィギュアスケートの千葉百音選手のことを書いたのだが、時代は思いっきり遡って、昔の選手のことを少し書こうと思う。

 

1972年札幌オリンピックが開かれたとき、私は小学校6年の3学期だった。前年からテレビでは、テーマ曲である「虹と雪のバラード」が流されていた。歌っていたのはトワ・エ・モアだった。すてきな歌だと思いよく歌っていた。そしてクラスののど自慢大会が開かれたときには、その歌を歌って優勝した。それだけ札幌オリンピックに入れ込んでもいたのである。

スキージャンプでは日の丸飛行隊の笠谷・今野・青地が70m級で金銀銅を独占した。そして、フィギュアスケートではジャネット・リンに恋をした。ジャンプで尻もちをついたが、その直後のスマイルに魅了された。オリンピックのあと、映画館では篠田正浩監督による記録映画「札幌オリンピック」が上映された。私はジャネット・リン見たさに親に映画館へ連れて行ってもらった。彼女が選手村のアパートの部屋にサインをしたものが残っていた、という話がパンフレットか何かに書かれていたのをよく覚えている。

 

札幌オリンピック、ジャネット・リンのフリー演技。

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それから4年後、今度はオーストリアインスブルック冬季オリンピックが開かれた。私は中学2年の3学期だった。朝食を食べていると、横のテレビでオリンピックのフィギュアスケート女子の優勝者、ドロシー・ハミルの演技が映像で流されていた。その映像は微笑みながら滑走していく姿を捉えていた。私は恋をした。英語では、Crush on ~というらしい。アメリカでは当時ものすごい人気だったらしく、America's sweetheartと呼ばれ、Crushした少年が数多くいたという。

ハミルはトリプルを飛ばずに優勝できたが、そのダブルアクセルはお手本になるほどに素晴らしく、スピンの速さ・姿勢もまたお手本であった。

また、ハミル・カットと呼ばれるヘアスタイルが有名で、これは日本人の美容師であった、須賀勇介氏が考案したものだが、世界中で人気のヘアスタイルとなった。

 

インスブルック・オリンピック、ドロシー・ハミルのフリー演技。

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インスブルック・オリンピックのメダルセレモニー。ハミルカットが見て取れる。

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ドロシー・ハミルの自著、On and off the Ice。

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グルノーブルのペギー・フレミング、札幌のジャネット・リン、そしてインスブルックのドロシー・ハミル。この3人の系譜の頃はアメリカ・フィギュアスケートの黄金期であった。

 

ふと、昔のことを思い出した。

 

ではまた。