こんにちは。
中国の武漢に端を発した、コロナウィルス型の新型肺炎が、なんだか大ごとになってきました。ちょっと深刻です。
日本では国会でもこの件について議論されないのは、おかしい気がします。
中国では27日から団体旅行での海外旅行は渡航禁止になりましたが、それ以前に、旧正月・春節でのお休みでたくさんの中国人観光客が日本にやってきているので、日本でも感染が心配なところです。
わたしの知り合いの中国人は上海の自宅でじっとしているそうです。
そして、既に今日1月28日時点で国内でも感染が生じていたようですね。
ツイッターを見ていると、中国政府発表の数字は信ぴょう性がないとか、潜在的にはもっとたくさん感染者がいるとか、噂が独り歩きしています。SNSだと、興味を引き付けるような極端と思われる情報があっという間に広がるので、何を信じるかよく気をつけないとなりませんね。
さて、コロナウィルスとはそもそも、どういうものなのでしょうか。全く無知だったので、国立感染症研究所のホームページを訪問して、少しかいつまんで要約してみました。
風邪のコロナウイルス
まず、コロナウイルスには、日常的にヒトに蔓延している風邪のコロナウイルスというものがあるようです。それが4種類あるとのこと。普通に風邪を引いたときは、この4種のコロナウイルスのうちのどれかである可能性が10-15%あるらしいです。
動物から感染する重症肺炎ウイルス
そして、重症肺炎を引き起こすと言われるのが、これらだそうです。良く名前を聞く、SARSとMERSです。
重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS)は、コウモリのコロナウイルスがヒトに感染することで重症肺炎を引き起こすそうです。
そして、もう一つが、
中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS)というもので、ヒトコブラクダからウイルスがヒトに感染したことで生じるものだそうです。
↓ 詳しくは、国立感染症研究所ホームページをどうぞ。
さて、ウイルスが一体何のか、ちょっと興味を持ったので、以下のような本を見つけました。インフルエンザウイルスやノロウイルス、など感染症を引き起こすウイルスのことが良くわかるようです。
また、こういう本も見つけました。近年に生じた鳥インフルエンザを始めとする感染症の拡大の危険を論じているようです。
こちらはちくま新書からの、パンデミックに備えるという本ですね。
そういえば、昔映画でもウイルスが世界に蔓延していくという恐ろしい映画がありました。むやみに恐怖を煽るわけではありませんが、ダスティン・ホフマン主演でこんな映画があったのを思い出しました。
今週末で春節の休暇は終わるはずだった中国ですが、武漢に近い都市では2月9日まで休みを延長して、会社などの再開を遅らせるようです。また、学校もしばらく休校にするようですね。
速く終息することを願うと共に、人込みに出かける時にはマスクをするなどして、気をつけましょう。
今日は以上です。