こんにちは。
NHKの首都圏情報ネタドリで、最近の公園にはやたらと禁止条項が書いてあって、子供たちが自由に野球をしたり、サッカーをしたり出来なくなっている、ということを見て、昔とはずいぶんと違うものだと思いました。
思えば昔は、今から40-50年前のことを言ってますが、そこら中に空き地があって、それことドラえもんで出てくるような土管があったりしました。そういう空き地にも実は所有者はいたのでしょうが、そのころは入っちゃダメとか、厳しく進入禁止の防護柵などは無くて、勝手に出入りできたものです。
空き地や、草が生い茂った丘陵などは、それこそ秘密基地であったり、「缶蹴り」やら「泥警」やら、という外での遊びの場でした。いまのようにテレビゲームなど全くなかったのですから、遊びと言えば外で遊ぶことでした。
また、団地に住んでいたときには、その団地の周りのところで「ろくむし」やら、「キャッチボール」やら「三角ベース」やらやったものです。ときどき、アパートの壁面にボールを当てたりしたものですが、不思議と誰にも怒られなかったと思います。
今思えば、何がしかの規則はあったのかとも思いますが、何か制限されたり、という記憶もありません。
昔は大人も寛容であった、ということなのでしょうか。
それが今は、クレーム、クレームでそれを受けた自治体はあれもダメ、これもダメと公園に規制ばかりかけてしまう。これでは何のための公園なのか、という気がします。まあ、昔は大して公園というものが整備されてなくて、そこら中にまだスペースがあった、という自由さがあったのかもしれませんが。
それにしても、高齢者が優先になってしまう公園というのも、なんともなあと思います。日本は生きづらくなっている、というのが頷けますね。公園だけでなく、電車でも駅でもどこでも、規則規則となっていて非常に気づまりだと思います。
他の国に行くと、なんだかほっとするというのも不思議です。我々が昔、子供の時どうしていたか、を考えればもっと寛容にしてもいいのではないか、と思います。
では、また。