Nobby blog

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オンライン日本語レッスン 1時間の時間割に悩む

こんにちは。

 

先日オンラインの日本語レッスンを開始しました。その2回目を行いましたが、1時間という時間枠は結構長いので、いかにその時間を有効活用すべきか悩みました。

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会話練習

1時間ありますが、指定の教材を使って積み上げ式のレッスンを行うわけではありません。むしろ、自由に会話を行い、学習者の会話力を向上させるということが主眼になります。

 

とはいえ、雑談でいいのか、という思いがありましたので、今回は以下のように時間割を考えてみました。

 

5分:ウォーミングアップ 今日はどうだったか。朝何時に起きて、何時から仕事か、などを言ってみる。

25分:テーマに沿った会話 いくつかテーマを用意して、それについて話をしてもらう。その時に初級で行っているであろう文型を使って質問をしてみる。複数の学習者がいるので、それぞれからも質問をしてもらう。

15分:聴解練習 今回はあまりよい教材が見つからなかったので、N3の聴解マスターのための練習問題をやってみる。

10分:復習の意味で、初級の文型をやってみる。絵による導入の絵を見せて、文型を使った発話をしてもらう。

 

というような内容にしてみました。

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レッスン

まず、ウォーミングアップは比較的スムースでした。が、いくつか発言をさせてみると、学習者によって、発話のレベルが若干違うということが今回は大分あきらかになってきました。そして、聞くことがうまくできない人がけっこういることがわかりました。

 

会話の中心として、テーマについて話してもらうようにしました。それはまあまあなんとかできましたが、やはりまだ会話力がないということがはっきりしてきました。今後は会話力をいかにして向上されるか、が課題です。でも、自分が興味があることについては、一生懸命話をしようとするので、ことばをいかに引き出してあげられるか、が重要だと思いました。

 

www.skype.com

さて、このオンラインレッスンはスカイプを使用しています。ですから、聴解練習について、例えばPC上(WEB上の動画教材)を共有して聞かせることができればいいなあ、と思いました。

ところが、今回はその共有のやり方がわからなかったので、私が自分でスクリプトを読んで聞いてもらいました。それだと、ちょっと2名での会話などを聞かせるにはあまりよくないなあと感じました。次回は動画共有ができるように調べてみたいと思います。

 

それで、聴解をやってみると、学習者によって大分理解が違うことがまた明らかになってきました。同じ聴解練習をやってもらうのは難しいかもしれません。同じ時間でのレッスンなので、学習者ごとにどう分けてできるかが課題です。

 

学習者ごとにレベルをわけた教材を用意して、それぞれに応じて順番に聞かせていくのがいいかな、と考え始めています。もちろん他の人も聞いてもらうのはよいので聞いてもらう。そんな形で、いくつかのレベル別の聴解教材を使い分ける、ということで次回はやってみたいと思います。

 

 

今日は以上です。