一泊旅行で山形まで行って、山形まるごとマラソン(ハーフマラソン)を走ってきた。
寄る年波と共に、10年前と比べれば20-30分程度もタイムが悪くなっていて、きちんと走れないにもかかわらず、ついRunnetで大会エントリーを見てクリックしてしまっていたのだ。
山形市内の名所旧跡を巡る、まさにまるごと山形を味わえるマラソン大会、ということで、これは良いではないか、まさに旅行を兼ねたリゾートマラソンではないか。と思ったのである。
宿泊ホテル ルートイン山形駅前
以前に山寺へ行ったときに山形西口に泊まったので(その時はスーパーホテルだった)、同じように西口の、最初はリッチモンドホテルを予約していた。評点が高かったからね。しかし、やっぱりホテルには大浴場があったほうがいいよな、と考え直して、ギリギリのタイミングだったが、確認するとルートイン山形駅前が大浴場付き、しかも朝食無料であるのを発見したのだ。
これが正解だった。西口の回廊から一階へ降りると広場になっているが、そこから見ればすぐのところだ。裏にはマックスバリュがあり、買い物も便利だった。
そしてなにしろ、マラソン会場への無料シャトルバスがすぐ近く、霞城セントラル前のバス停から出るのだ。そこまで数十mという近さ。これなら余裕で到着できるというもの。
さて、チェックインを済ますと、まずは必要なものを近くのセブン、およびマックスバリュで調達した。その後、ちょっと休憩で、霞城セントラルにある「茶蔵茶房」に立ち寄り、明日のエネルギー源のために、甘いものを所望した。ここのスイーツはとても美しくデコレーションしてあり、花が添えられていた。アイスコーヒーは氷までコーヒーで出来ていた。白玉あずき抹茶アイスで大いに英気を養った。
やおら、ホテルへ戻ると14階にある大浴場へ。ここはラジウム温泉ということであったが、しっかりと温まり明日のためにマッサージを行った。準備は万全であろう。
朝食は無料なのだが、卵焼き、オムレツ、ハム、ソーセージ、焼き魚、マカロニサラダ、納豆、など充実していて、お米も美味しかった。
マラソン会場 山形市総合スポーツセンター
会場までは霞城セントラル前から、朝は15分程度で到着した。まだ7時30分ぐらいだったので、道路はがらがらだった。ちなみに帰りは交通規制解除後ということか?混みあっていて30分くらいかかった。シャトルバスはB、Cグループのスタート地点に到着したので、そこから受付は直ぐだった。今回はウェーブスタートということで、AグループとB、Cグループがスタート地点を分かれていた。
さて、この山形市総合スポーツセンターはとても立派な施設だった。そして、健康チェック(受付)から更衣室や荷物預けへの導線が分かりやすく、また近いところにあって便利だった。すぐ近くにはステージもあり、ゲストランナーの川内優輝選手や福士加代子さんを間近で見ることができた。
マラソン・コースなど
この日は太平洋高気圧が日本列島を覆っていて、雲一つないような全くの快晴だった。
そのため気温もどんどん上昇するという状況だったので、なるべくゆっくり入るようにした。Cグループなので余裕の入りを見せた。
福士さんがB、Cグループの中の最後の方から走ってくれて後ろからだんだんに上がってきたのだが、ちょっとの間だけ並走できたのが嬉しかった。
さて、コースは霞城公園を抜けて、山形県郷土館である文翔館をぐるっと回ったり、と名所旧跡を通っていった。途中、給水ポイントが私設のものを含めて沢山あり、水分補給には十二分だった。そして、のし梅や蕎麦、残念ながら取れなかったシャインマスカットなど、エイドもいろいろ出ていてありがたかった。
多数のボランティアの人に支えられた、素晴らしい大会だった。
コースは9km以降でじわじわと登りが続くようになり、芋煮坂の登りが結構きつかった。
折り返すと一気に下りで、ここで体力が十分残っていれば、スピードアップしていけたのだろうが、いかんせん練習不足と体力不足で、足が痛くなり、スピードアップも1km程度で潰えて、あとは途中ちょっと歩いたりしながら、ヒーヒー言ってなんとかゴールした。
しかし、参加賞でお米が貰えて、またゼッケンについた引換券で食べた芋煮が実に美味しかった。自分の結果としてはピリッとしなかったが、大会運営は素晴らしく、参加してよかった。
エイドでもらった「のし梅」が美味しかったので、山形駅の山形銘品コーナーで、おみやげに買って帰った。
ではまた。