ナイター中継がしょっちゅう入ったので、すっかり間延びしてしまったBS朝日放映のタイドラマ、「Happy birthday」もようやく先日最終回を迎えました。最後に皆の心に残っていたキズが溶けてお互いに納得することができて良かったです。
ターンナムは最後にお母さんに再会することが出来て、ようやく成仏が出来たのでした。トンマイにとっては、彼だけがターンナム(幽霊ではあるが)に会うことができたので、彼からすれば、逆に死んでいなくなってしまったように感じられたのでしょう。寂しいというのはわかります。
後半ちょっとストーリーとして思うところはありましたが、タイの俳優たちの演技が素晴らしく、最後まで見続けることができました。それにしても、タイの人の表情だったり、喜怒哀楽の表現の仕方がとても自然で上手、というか、あんなにも感情をこめることができるのは、日本とタイの違いなのかもとも思いました。
個人的にはお父さんは、たとえターンナムが死んでしまったとしても、トンマイに対してあんなに辛い態度を取り続けることはなかったのではないか、とは思います。そのため、オンも気の毒でした。
印象に残った人々。タイさんのコピー屋さん。ぜひ、タイに行ったら蒸し玉子を食べてみたいと思いました。ティーのマネジャーだったゴルフさん、そしてそのお母さんはいい感じでしたね。また、後半に登場してきた、ターンナムのお母さん役は、見事にかつての風貌からすっかり見違えた様子になっていて、また演技も素晴らしいものでした。
やはり、このドラマはトンマイとターンナムの物語でしたが、最後ティーとトンマイが手に手を取って笑いながら走って行ってほしい、とも思いました。
閑話休題。
ノイナーが母親チョンプーとの会話でさかんに、「テーワー」と言っていました。「でも・・・」という意味のようです。この「テーワー」が耳に残って、覚えましたよ。