このところテレビやYoutubeなどでメタバースがやたらと取り上げられてきたので、ではそのメタバースとやらがどんな感じになっているのかをちょっと試してみようかと思った。Meta (超越する)+Universe(宇宙)から取って、Metaverseということらしい。ご存じFacebookの創業者ザッカーバーグが社名をMetaに変更したことから、このメタバースが脚光を浴びることになったようだ。そもそもは、1992年のSF小説「スノウ・クラッシュ」(ニール・スティーヴンスン作)で既に、この言葉が生まれている。
いま、このメタバースを巡っての主導権争いがまさに戦国時代らしいがが、そんな中で、たまたまテレビでバーチャル渋谷なるものが取り上げていた。世の中はちょうど10月末でハロウィーンを迎える中、バーチャルの世界でもハロウィーンを楽しめるという仕掛けだ。それを開発したのが、日本生まれのプラットフォームであるクラスターという会社なのだそうだ。
バーチャル渋谷に入るためには、このクラスターというアプリを導入する必要があった。クラスターのサイトで以下のようにパソコンにもアプリをダウンロードすることができた。スマホならApple, アンドロイドのアプリが導入できる。
クラスターにログインを行う。GoogleやFacebookからも可能だ。
そして、バーチャル渋谷に入ってみた。もっと沢山の人がひしめき合っているのかと思いきや、まばらに人がいる感じで意外や閑散としていた。時間帯にもよるのかもしれないが、まだそれほど認知されていないのか。現実の渋谷の混雑とは全然違うのだった。
バーチャル渋谷でいくつかのアトラクションをすることが出来る。ロープウェイに乗って移動したり、バブルバスに入ったり、噴水で打ち上げられたり。また、ミニゲームも楽しむことが出来る。
しかし、残念ながらさほど面白いわけではなく、まだコンテンツの検討が必要ではないかと思った。例えば、入れるお店があったり、カフェがあってそこでメイドと話が出来たり、なんかそういうコミュニケート出来る仕掛けがあればと思う。まあ、それだとどうぶつの森やシムズでもできてしまうのかもしれないが。
ただ、自分でワールドを作れて、それをアップロードしていくことができるというのは面白そうである。
ではまた。