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2023年 丸亀国際ハーフマラソンに初参加してきた。素晴らしい大会だった。

超エリートが出場する国内屈指の高速レースにもかかわらず、一般ランナーの制限時間は3時間ということだったので、思わず申し込みをして遂に丸亀まで行ってきた。遂に、というのは実は2022年の大会にも申し込みをしていたのだけど、あいにくのコロナ禍で中止となってしまったのだ。そして、2023年2月5日に3年ぶりに開催されたのだ。

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目次:

移動・宿泊(丸亀プラザホテル)

移動には羽田から高松まで飛行機を使って丸亀で前泊をした。

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高松空港からは到着時間に合わせて丸亀駅前までバスが出ている。その日はJAL便が遅れていたので、それを待っての出発だった。丸亀駅前までは1時間ちょっとで1,400円だった。

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宿泊は大会サイトで紹介されていたJTBでの宿泊プランで丸亀プラザホテルに申し込みをしていた。このホテルに行くには、丸亀駅前ではなくその一つ手前の南条町というバス停で降りる方が近いということがわかったので、そこで降りたら、すぐだった。

 

丸亀プラザホテルのロビーだ。こじんまりとはしているが落ち着いた空間だ。

近くにはミニストップやローソンといったコンビニまで徒歩約5分くらいだ。丸亀城までもすぐの距離だ。

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下は部屋の内部。窓が独特の形をしていた。静かで、またベッドの硬さが適度で寝やすかった。

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翌日の朝食はビュッフェではなく、このような朝食セットが用意されていた。いちいち取りに行かなくて良いのは便利だ。ご飯のお代わりは自由。

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さて、15時のチェックインまでだいぶ時間があったので、昼飯を食べるために丸亀駅まで歩いて行き、駅の反対側にある「石川うどん」店へ行ってみた。有名店で人気なのか3~4組行列していたが、10分ほどで入れた。

天ぷらうどんを食べたが、天ぷらはさくさくで、うどんもとても美味しかった。

デザートに和三盆が付いていた。

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前日受付

丸亀駅前からはシャトルバスが0分、30分という間隔で出発していたので、昼食後にそのままバスに乗り込み、会場へ向かった。ピカラスタジアムまで10分程度だったか。

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立派なスタジアムである。ちょうどそこでは金哲彦さんによるランニング教室がフィールドで開かれていた。ランスマでおなじみの金さんの口調である。金さんの説明はいつも素人にわかりやすく優しいのだ。

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そのあと、1時間30分、1時間45分、2時間、3時間などのペーサーに従って実際に走ってみるということも行っていた。なかなか楽しそうだった。

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これがフィニッシュ地点だ。明日はちゃんと走れるのだろうか。自分なりの練習はしてきたつもりだが。

スタジアムのバック側で受付(参加賞や預け荷物入れの袋、パンフレットをもらう)を済ませた。天気はだんだんと良くなってきて、明日は快晴が見込まれる予報だ。

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再びバスで駅前に戻るとホテルへチェックインし、そのあと丸亀城までジョギングに出かけた。丸亀城のお濠の周りや場内をランニングできる周遊コースがあるようだったので、そこを走ってみた。同じように丸亀城の周りを走るランナーが何人もいて、明日への意気込みが感じられた。

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広々していて走りやすかった。

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レース当日

さて、2月5日(日)レース当日である。ホテルからはバスの送迎(行きだけ)があるのだが、8時出発ということで、自分のスタート時間11時からすれば随分と早い時間だった。

会場に到着すると、見事な快晴でほぼ無風という絶好のコンディションだった。トップ選手の好記録も期待されていた。

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時間が余っていたので、スタジアムの観客席へ行ってみると、トラックでは招待選手がウォーミングアップをするところだった。海外招待選手やケニア勢、日本人トップ選手らがだんだんとトラックへ出てくる。こういうのは初めて見たのだが、逆走(反対回り)で走って、体のバランスを整えるのだそうだ。普段は左回りで走っているからね。

最初はジョギングペースで何周か走り、やがて選手によっては相当なスピードに上げて、それも何周もする。それを見ていて、そんなに走って大丈夫なのとド素人は思ってしまう。トップアスリートは違う。それにしてもまるでアフリカのガゼルのようなきれいなフォームで、こういうのを見ていると大いに刺激を受けてしまう。自分もそのように走れるのではないか、と錯覚してしまうのだ。

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10時を過ぎるとグラウンドに集合を開始するが、その前に荷物を預けるところが凄い渋滞していた。あまりに人数が多いので集中して行列となったのだ。まあ余裕があれば早めに預けたほうがいいだろう。

 

10時半にトップ選手がスタートし、ここからBSでの生放送が始まった。それをグラウンドの巨大モニターで見守る。今年もムティソ選手が引っ張っているようだ。

 

一般Cのスタートは11時だ。千葉真子さんの熱い声援がかかる。ウェイブスタートのためか、スタート直後も比較的スムーズで、ノロノロがしばらく続くということはなく、割とすぐに巡行スピードに乗ることは出来た。最初高架を乗り越える部分が少し登りとなる。だがそれも短い。最初なのであまり気にならない。

それからは下り基調となるが、非常に緩やかな下りである。それでも周りにつられているのか練習ペースよりはキロ10秒20秒速くなる。ここを飛ばしすぎると後半キツイとも聞く。どのみち後半は常にきついのだけど。泊まっているホテルの前を通り過ぎ、丸亀城を右に見ながら走って行く。

途中で和太鼓のリズムに後押しされる。黄色い声援がかかる。ジャズ演奏が盛り立てる。10kmを通過するのが意外に早いなという気がする。まだ余裕があるようだ。

折り返して、さてここからスタートだと言い聞かせる。この折り返し前後にアップダウンがある。しかし、なんとか15kmくらいまではペースがあまり落ちない。だが17キロ辺りで脚の付け根、ふくらはぎが硬直して痛くなる。足がつりそうだ。自分では動いているつもりでもペースが大幅に落ちている。

その一方で心肺は余裕があるのを感じていた。可動域がだんだんと硬直してきているのではないかと思った。そこであえて足を大きく動かして可動域を広げて、ペースを上げようとした。すると足の苦しさが若干和らいだかのようだ。硬直していた筋肉、関節を伸ばすように動かす。多少持ち直す。

18キロ辺りから歩く人が増えてくる。それを見るとつい歩きたくなるが、ここが正念場だった。帰りの和太鼓の演奏、リズムが響く。その音の振動が頭に伝わり頭皮が揺れる。不思議な感覚だった。そのリズムに後押しされて走り続けた。

競技場まで戻ってきた。時計を見るとネットではここ10年で一番良いタイムで来ていた。しかし課題としては、やはり後半でタイムが落ちてしまうことだった。今回は特に17~19Kmで落ち込んでいたので、そうならないようにすることが課題だ。

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走りやすいコース、天候に恵まれたこと、そして何よりも沿道の途切れない応援のおかげで自分なりに走ることができた。素晴らしい大会だった。

コースは一本道の往復だった。最初と最後だけちょっとコースが違うが。

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お土産購入

数日前にBSで、桂宮治師匠が丸亀のいろいろな場所を探訪する番組があった。それに和菓子の寶月堂というお店が出ていた。師匠が和三盆やおいりというお菓子を食べていたのだが、ぜひそれをお土産に買って帰りたいと思っていた。

そこで、ホテルからほど近い寶月堂によって、おいりと和三盆糖を買って帰ったのだった。

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そして、疲れて甘いものを食べたかったので、丸亀駅前にある甘月堂という和菓子店に入って、いちご大福を買って食べた。いちごが凄くジューシーでとても美味しかった。おすすめだ。

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ではまた。