アヴァニ・ホテルの朝食はいたって普通だった。前回も書いたが泊り客は欧米人ばかりで、しかもビジネス客が多い印象だ。
それはそれとして、ここはオンヌット駅に直結しているので、アクセスが便利だ。しかも、ロータスというスーパーや、ホテルが入るビルの2階にもいろいろ食べるところがある。そういう意味では使い勝手が良いと思う。
また、近くのソイには安いマッサージ屋も沢山あり、屋台のアーケードがある通りもあり、ローカルの食べ物や飲み物を見て回ったり、買い物するのも楽しい。
そのあたりをちょっと散歩しながら、オレンジジュースとタイのお菓子、カノムを購入した。カノムが意外にもとても美味しかった。ういろうに似ている。
ナムソム(オレンジジュース) 20バーツ。 甘すぎず、さっぱりしていてフレッシュで美味しい。
タイのお菓子(カノム・タイ) 20バーツ。 もちもちっとしていた。これも甘すぎずに美味しい。品のいい味だ。
この日はワットパクナムへ行ってみることにした。9時前にBTSでTalat Phlu(タラート・プルー)駅へ向かった。そこからExit 3を降りて少し歩き、右へ曲がって歩くと対面にスーパーMがある辺りにバス停がある。
スーパーMが向こう側に見えてくる。
このMというスーパ―が目印、ということで、道路の反対側で待つことにした。見たところではソンテウは来ていなかった。バスを待つ風の人は何人かいた。しばらくしても来ないので、本当にここでいいのか心配になって周りの人に聞いてみた。赤いソンテウだ、というからしばらく待つと、急に数人が動いて行った。おやと思うと赤いソンテウが車道のところにいつの間にか来ていた。慌てて捕まえてワットパクナムまで乗せてもらう。これは道路をずっと見ていて来るのを待ち構えていないといけない。やや難易度が高いか。
ソンテウ 10バーツ。
ワットパクナムの仏塔はネットで見たようにとても美しい天井絵だった。
仏塔の近くには、巨大な仏像がある。
本堂にはこのような飾りつけ?があり、綺麗だった。
ワットパクナムにはボートでもアクセスできるようだが、どうも貸し切りボートのようでもある。
ワットパクナムについてYoutubeで動画をアップしてみたので、こちらからご覧ください。
帰りにターミナル21でカオカームーを食べた。52バーツ。
夕食はオンヌットのロータスで、パッタイ・クン(海老)を食べた。60バーツ。
夜再び出かけて、The One RatchadaとJodd Fairという二つのナイトマーケットを見てみることにした。。結果として、Jodd fairが圧倒的に盛り上がっていた。人がやたら多かった。The oneは閑古鳥が鳴いていた。
最初にThe Oneの方に行ってみた。飾りつけは立派だったのだが、入ってみると人がまばらだった。
座席は十分に空きがある。閑散としているとも言えるぐらいだ。
ここは最近新しく作り直したということだが、意外にも人が随分と少なかった。逆に言えば余裕をもって落ち着いて座って食べられる。あとから行ったJodd Fairは激混みしていて、座るところもないというような感じだったので、ゆっくり食べるならThe Oneだろう。だが、あまり人がいないので盛り上がらないということはあるが。
一方のJodd Fairは周りを先進的なビルに囲まれていて、夜見上げるとまるでSFのような近未来的な空間が出現する。もはや東京を凌駕しているような世界だ。
このビルは実際に見ると実にSF的だ。
それにしても思うのはバンコクには凄いエネルギーと活気があることだ。そしてカフェに入ると実にさまざまな国の人々がいる。観光客だけでなく多民族が暮らす都市になっている。その懐の広さが面白い街を作っているのだろうか。
東京はどうなんだろうか、と思う。日本はよそものや多様性を排除しすぎてはいないだろうか。それにより、自らのエネルギーを失いつつあるのではないのだろうか。
バンコクでは夜のとばりが下りると、どこでもバー、レストランでは音楽が聞こえてくる。しかも、重低音が響き、体が振動する。そして暗く照明を落としているのだ。それがタイの妖しく魅惑的な雰囲気を醸し出している。タイにおけるこの重低音は独特の魅力を放っていると思うのだ。
ホテルの外の壁際では、ざっと10以上ものテーブルを横に並べて屋外のネイルサロンが軒を連ねている。会社帰りの地元の女性がネイルをしてもらっている。実に簡単でいい。その前では食べ物の屋台が出ている。暑い昼間をやりすごすと、皆外に出てきて全てが屋外で行われるのだ。
第3回につづく。
前回記事はこちら。