Nak Nakara Hotelの朝食はなかなかおいしかった。泊り客も少ないので、いつも一番乗りで食べていた。オムレツを焼いてくれる担当が所在なげに立っていたので、毎日オムレツを焼いてもらった。オムレツ、クロワッサン、タイ料理。トムヤムスープが美味しい。通りに面した屋外の席に座っていた。人や車が行き来するのを眺める。
目次
- チェンライのランニングコース
- チェンマイへの移動 グリーンバス
- チェンマイ旧市街のホテル De Lanna Hotel
- カオソーイと洗濯
- 夕方のワット・チェディルアン
- 夕食 CHUM Northern Kitchenおよびムエタイ観戦
チェンライのランニングコース
朝食後、自転車を借りて近くのコック川まで行ったらよい雰囲気の公園があった。しかも、そこには周回のランニングコースもあった。ランニングシューズ・ウェアを持って来るべきだった。失敗した。いつかタイでのマラソン大会にも参加したいものだ。
コック川は水の流れが緩やかなようでさざ波もたっていない。
ランニングコースがあった。
周回できるようになっている。
公園の中央には象が水浴びをするモニュメントがあった。いかにもタイらしい。
朝、地元の人がランニング前の準備運動をしていた。しかし、ほとんど人はいない。
チェンマイへの移動 グリーンバス
さて、チェックアウト後に、バスターミナルまでグラブタクシーで行こうとしたが操作を間違ってうまく行かなかった。どうもまだ操作に慣れていない。うまく予約画面に行かないので、トゥクトゥクで行った。80バーツ。グラブなら68バーツのはずだった。
ナイトマーケット裏のバスターミナル1からチェンマイ行のグリーンバスが出発する。これについては結構予約が埋まってしまうというネット情報を見ていたので、事前にオンラインで購入しておいた。横3列のちょっと良い車両だ。
バスの座席には、このお菓子と水は用意されていた。水を買う必要がなかった。
座席は広く、足元にはやたらと余裕があった。3時間乗っていても全然疲れなかった。
グリーンバスは10時に出発して、途中休憩することなくノンストップでチェンマイ・バスターミナル3に3時間20分くらいで到着した。道は山道が多いので、そんなにスピードを出すことはできず、180kmの距離とはいえ時間がかかる。ノンストップでは運転手は大変だろうと思う。
チェンマイのバスターミナルではトゥクトゥクの呼び込みがあり、主要な目的地への料金表を示してきた。ホテルの近くのエリアは150バーツだった。そのトゥクトゥクでホテルへ向かった。今回、ホテルは旧市街の中に取っていた。その方が雰囲気がいいのではないか、と思ったのだ。
チェンマイ旧市街のホテル De Lanna Hotel
ワット・プラシン近くの、De Lanna Hotelだ。中には立派なプールがあり、緑にあふれている。
Delannaホテル自体は悪くなかったが、中庭に面していると中庭のテーブルで夜遅くまで話をしている人の声がうるさかった。チェンマイはヨーロッパからの観光客がものすごく多いという印象だった。その点、チェンライのナクナクラ・ホテルはとても良かった。人も少ないし、とても静かだった。
ホテルの部屋はなかなか素敵だった。
シャワーブースの作りが凝っていた。
中庭に面したベランダもあった。
通りから見た外観だ。入り口だけ見ると広さが良く分からない。
ここも素敵なプールがあった。
カオソーイと洗濯
一つ通りを越したところに、Its Good Kitchen という雰囲気の良いレストランがあったので、昼食はそこでカオソーイを食べることにした。西洋人が沢山きていた。
カオソーイだが、ちょっと量が少なかった。大盛にしてもらえばよかった。カレー味の揚げ麺と普通の平打ち面が入っていて、ココナッツミルク風味もある。そこに鶏肉が入っている。
午後はまず溜まっていた洗濯物をコインランドリーで洗濯した。ちょうどいい具合にホテルからすぐの角にコインランドリーを見つけたのだ。液状の洗剤のみ可ということで5バーツで洗剤購入。マシンを選びお金を入れるとスタートする。待つ間、プールでクロールや平泳ぎで少し泳いでは休息して時間調整をした。洗濯40分、乾燥も40分。乾燥しすぎではないか、というぐらいパリパリになった。
それにしてもこの時期のチェンマイは暑すぎる。日中はクラクラする陽射しなので、出来れば室内かプールで過ごす方が賢明だ。それと西洋人が多すぎる。旧市街も良いかと思って泊まったが、観光客が集中しているので、観光客向けの店ばかりだ。
夕方のワット・チェディルアン
少し陽が傾いて涼しくなってくるころ合いにワットチェディルアンを見に行った。
ここは前回来た時に来て、感銘を受けたのだ。その大きさと遺跡としての雰囲気が圧巻だった。写真にしてしまうとその迫力が失われてしまうのが残念だ。上の方の崩壊したところには木々が生え、鳥が舞う様はまるで天空の城ラピュタのようでもある。
巨大な象の造形がある。
夕食 CHUM Northern Kitchenおよびムエタイ観戦
チャンプアックのゲート近くのナイトマーケットに行ってみた。しかし西欧人でやたら混んでいたのといまいちな雰囲気だった。そこで旧市街に戻ってホテル近くの小洒落たレストランで食べることにした。CHUM Northern Kitchenという店だ。店がなかなかしゃれている割には値段はリーゾナブルで良かった。
ポークのグリルだ。
こちらが北タイのラープ
どちらもとても美味しかった。たまには落ち着いたレストランで食べるのもよいと思った。
その前に危うく車に撥ねられるところだった。交差点で青信号だったので渡っていたら、背後から右折車が突っ込んで来たのだ。見てなかったのか何なのか、ギリギリで急ブレーキ。急死に一生を得た。タイの歩行者は良く注意しないと車優先なので危険だといまさら焦った。
その後、近くでタイボクシングをやっていたので見に行った。どこかのボクシングジム主催のようで無料だった。なかなか真剣にやっていて面白かった。客席のほかにドリンクやポップコーンも売っていて、ちゃんとアナウンサーというか実況が白熱した試合模様を放送し、その声がスピーカーから飛んでくる。そしてムエタイの音楽がガンガンと鳴っていて、なかなかエキサイティングだった。全部見ていれば7試合くらいあったのではないだろうか。KOで決着する試合もあり、なかなか迫力だった。
このようにして、チェンマイの第一夜は更けていった。
チェンマイの隠れ家ホテルの記事も御覧ください。
第7回につづく。