朝、近くのワットプラシンまで散歩に行って来た。日中は36度を超えるこの頃だが、朝方は爽やかで日差しもきつくないので過ごしやすい。お寺の中は静かで落ち着く。お寺の観光をするなら朝の内だと思う。ワットプラシンの境内ではいろいろお土産物屋が出ていたので、少しお土産を購入した。
朝から地元の人がお参りをしている。皆信心深いのだ。
この時期、花がとても綺麗に咲いていた。
猫がいたので少し遊んだ。
その後、旧市街をターペー門の方まで歩き、サンデー・ナイトマーケットの会場の一角として、お寺の中にすでに屋台が準備中で、イサーン料理の屋台ではテーブルの上にいろいろな食材を置いていく途中だった。
少し様子を見て落ち着いたところで、頃合いを見計らってソムタムを頼んで食べた。
ここは緑も多く作り付けのテーブル・椅子があって良い雰囲気だった。スピーカーからはタイの歌謡が流れている。何ともいい雰囲気だ。
その後自転車を借りて(一日60バーツ)近くのお寺を見たり、カフェで休憩したりした。
ワット ブッパーラームというお寺に行った。
日中は本当に暑いので、カフェでまったりするのが一番良い過ごし方ではないか、と思う。
ターペー門から東へまっすぐ行ったところにある、ワット ブッパーラームの目の前にThe Story 106というカフェがあった。そこでしばし休憩したが、広々していて良かった。
ここは隣のスペースで木工の民芸品を売っている。
自転車を返しがてら、再び先ほどソムタムを食べた、ナイトマーケットになる場所の屋台でクイッティオを食べた。美味しかった。
ホテルに戻ると溜まっていた洗濯物を持ってコインランドリーへ向かった。この日差しなら乾燥機にかけなくてもすぐ乾くと思うので、洗濯のみを行って持ち帰った。
ナイトマーケットは15時くらいから準備が始まるらしいが、陽が傾きかけた夕方18時過ぎにぶらっと出かけてナイトマーケットまで歩いて行ってみた。
昼ごろからオレンジジュースを絞っていたお母さんがいた。その人から搾りたてのオレンジジュースを昼に買っていたのだが、夜になってもまだ頑張っていた。大変な仕事だと思う。歌を歌うことで、教育のためのお金を寄付してもらおうという少女がいる。とても歌が上手だった。タイは階級社会で持てる者とそうで無い者の格差が大きい。経済的事情が大変な人たちも多いことを感ずる。
このサンデーナイトマーケットはとても規模が大きかった。旧市街のメインとなる通りをほぼ使っていた。日本で言えばまさに縁日だ。それが毎週日曜日に開かれるという。見ていると実にいろいろな店がある。色々な屋台がある。屋外のマッサージ屋がいすを並べる。射的屋が音楽で盛り上げる。民族楽器での演奏をしている人がいる。なんだか実に楽しいのだ。
ロッティというクレープを売っていたので、バナナロッティを食べたがとても美味しかった。
食べ物屋台とテーブルのある一角がある。そこではいろいろなタイ料理が食べられる。食べ物のバラエティーでは日本のマーケットは敵わない。根っからの屋台文化があるのだ。カオソーイを屋台で食べたがここのが美味しかった。
タイの人は楽しむことにかけては天才なのではないかと思う。お祭り騒ぎが大好きなのだと思う。規制など細かいことは言わないのだ。多少のことは気にしないで(マイペンライ)楽しいという(サヌック)という感情を重視するのだ。
重低音を効かせた音楽が響く。タイでは必ずと言っていいほど音楽には重低音が響く。重低音が響くと自然と踊り出したくなるものだが、それがタイの国民性とマッチしているのだろうか。この辺りについて研究をしてみたいところだ。なぜタイでは重低音がこうも好まれるのか? 誰か教えてください。
第10回につづく。