チェンマイ4日目、この日は飛行機で一気に南下してクラビへ向かった。なぜクラビなのか。北方のタイに行ったので、今度は海の方にも行ってみたいと思っていたからだ。しかし、プーケットやパタヤはあまりにも人が多すぎる。それはそれでいいのだが、もう少し落ち着いた雰囲気のところへ行ってみたかった。
朝5:45分にグラブタクシーを呼んだら、すぐ近くに何台かいるようですぐに来てくれた。これは便利だった。
エアアジアでは食事を事前購入していたことをすっかり忘れていたが、カオマンガイが来た。
また、なぜかうっかり窓側席を予約していたのだが、通路側でないとトイレが面倒だった。今後の教訓としよう。
9時にクラビ到着した。うろ覚えなのだが空港は立派になっていた気がする。建物の外に出ると、お姉さんが立っていて乗り合いタクシーの呼び込みをしている。150バーツでアオナンまで行ってくれる。ちなみにグラブタクシーだと380バーツと出たので、乗り合いは十分に安い、いろいろ回るので非効率かもしれないが急ぐ旅ではない。
4組が乗っていたのだが、ピーピーへの桟橋に寄ったりしたので回り道にはなって時間は多少かかった。アオナンまで40-50分かかっただろうか。
今回の宿泊先は、前回と同じアオナン・ヴィラ・リゾートである。
一番の好立地および広大な面積を誇り、大きなプールが二つもある。何もここまで立派なホテルに泊まらなくても良かったのだが、つい前回とても良いホテルだと思ったので、またここに予約をしてしまったのだ。
だたし、まだチェックインは14時過ぎとのことで、水着に着替えてプールに行ってみた。西洋人だらけである。あとで聞いたところ、クラビはプーケット同様にヨーロピアンが大量に押し掛けているようだ。以前はこれほど混んでいなかったと思うが、デッキチェアはほとんど埋まっていて、しょうがないのでプールバーのところにあった椅子を拝借する。で泳ぐ。東洋人は中国人の家族が一組いただけだった。日本人にはこのホテルではお目にかからなかった。
13時も回ったので、お昼を食べに外へ出かける。ホテルの海側の歩道から出て、ツアーボートのチケットブースがある曲がり角を海から離れていく方向へ少し歩く。すると、ちょっと奥へ入ったところにPalm Tree Restaurantというタイ料理のレストランがあった。ちょっとわかりにくいが、奥まで歩いてみてピンときた。お店のスタッフがインド系ではなく、タイの女の子たちなのだ。タイのファミリーなのか、みなタイの人で仲良くやっている感じだった。これはもしかしたらちゃんとしたタイ料理かもしれない。
そこでパッタイを頼んでみた。まさにちゃんとしたパッタイで、エビもぷりぷりで美味しかった。
部屋はこんな感じだ。
中庭とプールが見える。
夕方、アオナンビーチを歩いてみた。ここの海はそれほどクリアな透明度やコバルトブルーではない。かと言って、そこそこではある。結構泳いでいる人もいた。朝も同じように散歩をしてみたが、朝の潮が引いた時間だと貝殻が沢山残っている。それを現地の人は良いものをより分けて、何かのお土産品に変身させるのだ。
ここからライレイビーチへのロングテイルボートが出る。明日はライレイビーチへ行ってみようと思う。
夕食は同じ店へ行った。トムヤムクンを頼んでみたが、辛さは少しと頼んだはずだったか、めちゃくちゃ辛かった。でも味は本格的だったのだと思う。口直しにエビのガーリックを頼んだが、これは揚げ方もサクサクでガーリックの風味が効いていてとても美味しかった。
大いににぎわいを見せる夜のPalm Tree Restaurant。
第11回につづく。