マイクロソフトのEdgeの更新とともに、Bing AIのチャット機能が一般向けにリリースされたので、さっそくどんなものかを試してみた。
新しくなったEdgeを立ち上げると、Microsoft Bingのブラウザが出てくる。ここにチャット機能があるので、それをクリックしてみる。
Bingのチャットでは、ChatGPTと違って、会話のスタイルを選択することができるようになっている。「より創造的に」「よりバランスよく」「より厳密に」から選べるのだ。質問の内容によって使い分けることができそうだ。事実を厳密に求める内容なのか。想像を膨らませた創作をするのか、などによって違ってくるだろう。
事実を検索するよりも、創造的なものを作る方が楽しいと思うので、いくつか試してみた。まず、俳句を作ってみた。季語をあじさいとして俳句を作ってみてほしいと依頼した。
・・・すると。
なかなかものだと思うが、いかがでしょう。
次にセキセイインコと猫たちが大航海に出かける物語を依頼した。
以下はBing AIチャットによる回答だ。
セキセイインコと猫たちが大航海に出かける物語を作ってみます。
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ある日、セキセイインコのピコは、海に憧れていました。彼は、空から見た海の青さや波の音に魅了されていたのです。そこで、彼は仲間の猫たちに相談しました。
「ねえ、みんな。海に行ってみたいんだけど、どう思う?」
「海?それは楽しそうだね。でも、どうやって行くの?」
「そうだなあ。船があればいいんだけど……」
「船なら、あそこにあるよ。あの赤い屋根の家の裏に、小さなボートがあるんだ。」
「本当?じゃあ、それを借りて行こうよ。」
「いいね。じゃあ、準備しよう。」
そうして、ピコと猫たち(タマ、ミー、チビ)は、ボートを借りて海に出かけることにしました。彼らは、食べ物や飲み物、地図や羅針盤などを持ってきて、ボートに積み込みました。
「さあ、出発だ!」
「やったー!海へ行こう!」
「ぴー!ぴー!」
ボートは、風を受けてゆっくりと進み始めました。ピコは、船首に立って海を眺めました。猫たちは、ボートの中でくつろいだり遊んだりしました。
「ねえ、ピコ。どこに行くの?」
「どこでもいいよ。海の向こうに何があるか見てみたいんだ。」
「そうか。じゃあ、私たちは付いて行くよ。君が見たいものを見せてあげるよ。」
「ありがとう。みんな優しいね。」
「でもね、気をつけないといけないこともあるよ。海は危険な場所だからね。」
「危険?どんな危険があるの?」
「例えば……」
タマは、海に住む怖い生き物や嵐や海賊などを話し始めました。ピコは、聞いているうちに不安になりました。
「そんなことがあるの?じゃあ、やっぱり帰ろうかな……」
「大丈夫だよ。私たちは君を守ってあげるからね。それに、楽しいこともたくさんあるよ。海は美しいし、色々な発見ができるし……」
「そうかな?」
「うん。信じてごらん。君は勇気があるんだから。」
ミーは、ピコを励ましました。ピコは、少し元気を取り戻しました。
「ありがとう。じゃあ、頑張ろう。」
「そうだね。頑張ろう!」
チビは、笑顔で言いました。
ボートは、太陽の光を浴びて輝きながら、海を進んでいきました。
セキセイインコと猫たちの大冒険が始まったのです。
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まず、会話文がしっかり書き込まれているのがすごい。そして、ちゃんとキャラクター付けがしてあるのだ。
そして、物語はまだまだ続けられるのだ。途中で、イラストを挿入するかどうかを聞いてきたので、それを依頼したら以下のようなものが出来た。AI恐るべしという感じだ。
これはその後の物語で、船が難破して島に流れ着いたピコが島のインコと出会う場面だ。
これはいろいろ試してみたくなる。
更に別の物語を作ってみたところ、こんなものが出来た。
ファンタジーノベル顔負けでびっくりする。
そして、物語のイラストまで作ることができる。
シュールな世界観だ。
ChatGPTの記事も良かったらどうぞ。
ではまた。