琵琶湖北湖を回るサイクリングの旅、2日目だ。今日は今津から、高島、大津を通り、琵琶湖大橋を渡って、しばらく湖畔を走り、近江八幡駅まで行く予定だ。距離にして約65Kmもある。一周をするならば、米原まで行く必要があるが、そのためには更に30km走らねばならない。時間的、体力的に厳しいので近江八幡までとしたのだ。
ところで、ビワイチのコースではあまり(というかほとんど)人と会わなかった。追い抜かれも、追い抜きもしなかった。対面から来る人もほとんどいなかった。今が絶好の気候だと思うが、なぜなのだろうか。
目次:
今津サンブリッジホテル~白髭神社 20.5Km
2日目はまず、近江高島に近い白髭神社を目指した。約20kmの走行だ。最初、今津の街中を走って行く。低速コースは交通量が少ない通りなので安全だ。
ところでビワイチのコースについて触れておきたい。道路にはコースを示す青いラインや、→が付いているのでわかりやすい。また、コースには上級(高速)と低速の2つのコースがあり、我々は低速コースを主に走っていた。低速コースは自動車道路ではなく、その脇の専用道だったり、車の往来が少ない道路を走るようになっている。低速でも安全に走れるようになっているのだ。
低速コースでは白髭神社まで湖岸沿いの道路を走って行く。朝の爽やかな空気がおいしい。今日は午後から天気が悪くなるということだったが、午前中は陽も出ていた。
コース脇にはところどころ花が咲いていてとてもきれいだった。
話は変わるが、ホテルでおみやげに高島ちぢみの枕カバーを買ったのだが、この高島というところでは、高島ちぢみが名産品だ。これは織り糸を少なくすることで隙間を多くして、風通しが良くなるようになっているものだ。これからの夏の枕に最適だと思った。
高島辺りでは松林の中をうねうねと抜ける専用道を通った。
途中の安曇川で大きな鳥がいたので後で調べたら、アオサギという鳥だった。
約1時間20分ほど走って、ようやく白髭神社に到着した。ここには琵琶湖の湖中に大鳥居がある。まるで宮島の厳島神社のようだ。20km走って、けっこう疲れてしまった。
道路を挟んで反対側に白髭神社の境内がある。近江最古の大社と言われる。古くから、延命長寿白鬚の神として広く崇敬されてきたそうだ。
階段を登って行くと内宮などがある。また、琵琶湖を一望できる。
向こう側が琵琶湖だ。
ところで、今回サドルの下にパッドを敷いてみたのだが、クッションはとても良いのだが、このLight10のサドルにはうまく嵌めることが出来なかった。良く形状やサイズ、セットの仕方を確認すればよかったのだが、しょうがない。上にそっと置くようにして使うしかないのが残念だった。
白髭神社~道の駅びわこ大橋米プラザ 22Km
白髭神社で休憩をして、次に目指したのは大橋のたもとにある道の駅だ。ここまでも行程が結構長い。
途中でトイレ休憩をした。JR湖西線が見える。近くをJRが走っているので、いざという時のエスケープができる。
途中、木戸湖岸緑地で休憩をした。ここでは釣りをする人が沢山いた。何が釣れるのだろうか。みな土曜の昼をのんびりと過ごしていた。
ここはちょうど良い位置にある休憩場所だった。ここから道の駅びわこ大橋まで約9kmちょっとだ。
道の駅びわこ大橋米プラザに到着した。ここは随分と観光客でにぎわっていた。
ちょうど琵琶湖大橋のたもとにあるため、橋を渡ってくる人が多いようだ。
道の駅ではカツカレーを食べた。カレーも美味しく、またカツもとても美味しかった。おすすめだ。
道の駅びわこ大橋米プラザ~近江八幡駅 22Km
びわこ大橋米プラザを後にして、琵琶湖大橋を渡る。向かう右手にだんだんと黒雲が出てきた。午後からは雨を予報している。まずい、なるべく早く近江八幡へ到着したいものだ。
この大橋は徒歩で渡る人もいた。1kmちょっとの距離のようだ。
琵琶湖大橋を渡ると、今度は琵琶湖東岸を走って行く。こちら側の道路もなかなか快適なコースだった。しかし、雲行きは怪しかった。
そして、ついに雨がぽつぽつと降り始めてしまった。
近江八幡駅に向かうために途中で、メインのコースは外れた。しかし、そのあとも近江八幡に至るコースには印が付いていたので迷うことはなかった。そして、近江八幡へ向かうコースは川沿いでとても雰囲気がよい専用道路だった。天気が良ければ最高だろう。
そして、ついに何とか無事に近江八幡駅に到着した。
折り畳み自転車は総距離約120km強でも大丈夫だった。空気圧も減らずに問題がなかった。ただ、やはりタイヤが20インチということで転がり係数が低いのか、スーと転がって行くという感じはないため、漕いでいる時間が長くてやはり相当に疲れた。全身が疲労したという感じだった。
近江八幡駅で、なんとか自転車を折り畳み、重いのを担ぎ上げて、JRで米原へ向かい、新幹線で東京に帰ったのだった。
1日目の記事はこちらからどうぞ。
ではまた。