デンパサール空港からサヌールのホテルまでは30分程度だった。空港のブルーバードタクシーで手続きを行い、出口の外にいるドライバーと合流して車に向かった。
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サヌール Swastika Bungalows
ドライバーは英語が堪能だった。聞いてみると、バリ島は観光の島でそのために小学校から英語は学んでいるそうだ。
バリ島には背の高い建物がほとんどない。それは寺院よりも高い建物を建ててはいけないというルールがあるからだ。そして、屋根の色も赤い色に統一されていて家並が美しい。
1月末は雨期ということで、到着したときの空はどんよりとしていた。午後から夜にかけては雨が降ることもあるようだ。しかし、この滞在中は雨に降られたことはなかった。ほぼ毎日がいい天気でラッキーだった。
サヌールではスワスティカバンガローという宿をAgodaで予約していた。一泊の値段が手ごろな割に、なかなか素敵なプールが2つもあるということだった。しかも、ロケーションがよさそうだったのだ。
スワスティカ・バンガローの入口
ここは通りから少し奥まったところにあるため、とても静かだった。フロントはこんな感じで開放的な造りになっている。
スタッフはどの人もにこやかに挨拶をしてくれた。とても良い感じだった。
広大な中庭が広がっている。
私の部屋は2階だったので、この階段を上がって行く。
テラスもあり、またプライベート感もあり、そこからの眺めも素敵だった。
スタンダードルームの部屋だ。ちょっと殺風景ではあった。
テラスからの眺めだ。中庭にはヤシの木や木々が鬱蒼と生い茂っていて、鳥のさえずりが聞こえて、素晴らしい。
目の前にはサブとなるプールがあった。
部屋の作りで「これはびっくり」というのがあった。なんと、トイレ・バス・洗面所が外にあるのだ。正確にはシャワーブースのところが天井がなく屋外になっていた。
そのため、開放的と言えば聞こえはいいが、日中だと強烈な太陽光線を浴びながらトイレをする、ということにもなった。しかし、それも次第に慣れ親しんできて、これも案外いいではないか、と思えてきたから不思議だ。
こちらはメイン・プール。この時期はオフ・シーズンということもあるのか、泊り客もさほど多くないようで、日中でもプールサイドのデッキチェアには空きがあって、余裕で座れた。このプールは周りの植栽やバンガローの雰囲気も良くて、とても居心地の良いプールで、まさにパラダイスだった。20m程度の長さもあるので、泳ぎがいもあった。
このプールで話をしたスウェーデン人はこれまで20年ほど毎年この時期に、寒さを逃れるためにバリ島へ来て、一か月ほど滞在しているというから驚いた。
夜になると庭に照明がついて、綺麗だった。
サヌールビーチ・ロード
着いた当日は夕方になっていたが、せっかくなのでビーチロードの方へ行ってみた。
ホテルからすぐのところの脇道を入って行くと300m程度でビーチロードに出るのだ。
ビーチに出ると地元の人もたくさん来ていた。
海はさほどきれいというほどでもないようだ。三々五々、夕方を楽しんでいるようだった。
翌朝はレンタサイクルを借りて(一時間で35KRp)ビーチロードをサイクリングしてみた。レンタサイクルは至る所にあるので、至近のところで借りるとよい。
遊歩道は所々で自転車道と歩行者用とで分かれるところもあった。そして、瀟洒なリゾートホテルが遊歩道沿いにあり、その豪華なプールや建物を眺めながら走っていると、今後はこういうところにも泊まりたいなと思うのであった。
サヌールは落ち着いたビーチと言われていたが、実際長期滞在していそうな外国人、またローカルの人たちがのんびりと過ごしている、という印象でとても居心地がよかった。
このような遊歩道がずっと続いていた。朝の散歩には最適な場所であった。
遠くには山が見えた。
ここは面白い屋根をしていたので写真を撮ったのだが、Byrd House Baliというカフェ・レストランだった。
食事について
Mango Taru
初日の夕食は近くにあった、Mango Taru Restaurantというところで食べた。綺麗でフレンドリーなスタッフがいて良かった。片言の日本語を話せる女性スタッフもいた。
ナシ・チャンプルー: 71KRp、 小ビール:27KRp プラス税サー15%
ナシ・チャンプルー、いろいろなおかずが添えられていて、日本人の口に合う味付けだった。
翌朝の朝食はホテルのレストランで食べたが、ここではオムレツなどの卵料理を目の前で作ってくれた。そして、パパイヤやマンゴー、スイカなどのフルーツも豊富に盛り付けられていた。パパイヤが好きなので、それが沢山あったのは嬉しかった。
Lilla Pantai
ビーチロードをサイクリングしたついでに、Lilla Pantaiというカフェに立ち寄って、スムージーボウルを食べてみた。スワスティカ・バンガローからは少し南下して、サヌールビーチに近いところにある。雰囲気がよいカフェだった。目の前を散歩する人やジョギングする人が通過していく。
スムージーボウル: 49KRp、 コーヒー: 20KRp プラス税サー15%
Cafe Smorgas
昼頃になるととても暑いので、ランチはホテルのすぐ近くにあるカフェに行って、ナシ・ゴレンを食べた。これだとよくわからないが、とても量が多くて食べきれないほどのボリュームであった。チキンの骨付き肉が付いているのがよかった。
Warung Pregina
2日目の夕食には、近くにあるレストラン、Preginaに行った。
ここではサテ・バビ(豚肉のサテーだ): 75KRpを食べたが、豚はなかなか美味しかった。
ヒンズー教らしい装飾が置いてあって、雰囲気が良かった。
次の日からはウブドへ移動だ。
ではまた。