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2023年3月 タイへの旅 第11回 クラビ編の2 ライレイビーチ、プラナンビーチ

目次

ライレイビーチ・プラナンビーチへ行く。

この日は朝からライレイビーチへ行ってみることにした。アオナン通りの角にあるボートのチケットブースで船の切符を購入する。ライレイビーチまで往復で200バーツだ。赤と緑のチケットを渡される。それが行きと帰り用になっている。8人集まるまで待つ。

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人数が集まり次第の出発だ。朝早いがすぐに人は集まる。

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梯子に登ってボートに乗り出発だ。10分くらいでライレイビーチウエストに着く。石灰石の山の威容が海にせり出している。不思議な景色だ。

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ライレイビーチは船着き場と泳げるビーチがある。ただ、ビーチとしては更に奥にあり、隔絶したプラナン・ビーチのほうがきれいだと聞いたので、そこまで歩いていくことにした。

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西海岸から東海岸へ抜ける両側にレストランや土産物屋がある小道を歩いていく。車が通らない歩行者向け通路なので、雰囲気がよい。

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朝なのでまだ人も少なく、お店も開けたばかりのようだ。
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やがてライレイビーチイーストへ出る。ここは桟橋があり、マングローブが生えているので泳ぐには適さない。船はこちら側にも到着するようになっている。

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そこを通過して、プラナンビーチへ向かう。奇岩が迫る道を歩いていくとやがて、プラナンビーチに出る。そこでは、岩壁でロッククライミングをしている人たちもいる。

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ビーチ沿いに更に歩いていくと、なかなか景色の良いところがあった。ここは隔絶されていて、午前中の早い時間は人も少なくて良かった。景色も良くて、多くの人がここで日光浴をしていた。この目の前の岩が目印だ。

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ここはのんびりするにはちょうど良いところだった。

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水は十分にきれいで透き通っていた。

昼を過ぎてライレイビーチに戻ることにした。

 

ライレイイーストは帰りに見ると景色はなかなか良かった。また、こちら側にはいくつかリゾートホテルがあった。桟橋に到着してそこからチェックインができるようだ。しかし、砂地をあるくところがあるので、あまり重いスーツケースは大変そうだ。タイ全般的に歩道が良くないので、荷物を持ってある程度歩く場合はバックパックが良いかもしれない。

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途中に猿がいた。

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ライレイウェストのレストランが沢山ある中で、途中のLocal Thai Foodというレストランに入ってみた。カオパッドを頼んだがなかなか美味しかった。お店の女の子の愛想は良くなかったが。

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こういう観光地のローカルレストランや土産屋で働く若い女子はどう思っているんだろうか? 日本もインバウンド観光客に頼ろうと舵を切っているようだが、観光産業だけに頼ろうとするとどうなんだろうか、とも思った。


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14ごろに戻って洗濯して休息。 
16時からホテルバーでコーヒー。 

 

第12回へつづく

2023年3月 タイへの旅 第10回 クラビ編 アオナン・ヴィラ・リゾートに泊まる

チェンマイ4日目、この日は飛行機で一気に南下してクラビへ向かった。なぜクラビなのか。北方のタイに行ったので、今度は海の方にも行ってみたいと思っていたからだ。しかし、プーケットパタヤはあまりにも人が多すぎる。それはそれでいいのだが、もう少し落ち着いた雰囲気のところへ行ってみたかった。

朝5:45分にグラブタクシーを呼んだら、すぐ近くに何台かいるようですぐに来てくれた。これは便利だった。
エアアジアでは食事を事前購入していたことをすっかり忘れていたが、カオマンガイが来た。

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また、なぜかうっかり窓側席を予約していたのだが、通路側でないとトイレが面倒だった。今後の教訓としよう。

9時にクラビ到着した。うろ覚えなのだが空港は立派になっていた気がする。建物の外に出ると、お姉さんが立っていて乗り合いタクシーの呼び込みをしている。150バーツでアオナンまで行ってくれる。ちなみにグラブタクシーだと380バーツと出たので、乗り合いは十分に安い、いろいろ回るので非効率かもしれないが急ぐ旅ではない。


4組が乗っていたのだが、ピーピーへの桟橋に寄ったりしたので回り道にはなって時間は多少かかった。アオナンまで40-50分かかっただろうか。

 

今回の宿泊先は、前回と同じアオナン・ヴィラ・リゾートである。

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一番の好立地および広大な面積を誇り、大きなプールが二つもある。何もここまで立派なホテルに泊まらなくても良かったのだが、つい前回とても良いホテルだと思ったので、またここに予約をしてしまったのだ。

 

だたし、まだチェックインは14時過ぎとのことで、水着に着替えてプールに行ってみた。西洋人だらけである。あとで聞いたところ、クラビはプーケット同様にヨーロピアンが大量に押し掛けているようだ。以前はこれほど混んでいなかったと思うが、デッキチェアはほとんど埋まっていて、しょうがないのでプールバーのところにあった椅子を拝借する。で泳ぐ。東洋人は中国人の家族が一組いただけだった。日本人にはこのホテルではお目にかからなかった。

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13時も回ったので、お昼を食べに外へ出かける。ホテルの海側の歩道から出て、ツアーボートのチケットブースがある曲がり角を海から離れていく方向へ少し歩く。すると、ちょっと奥へ入ったところにPalm Tree Restaurantというタイ料理のレストランがあった。ちょっとわかりにくいが、奥まで歩いてみてピンときた。お店のスタッフがインド系ではなく、タイの女の子たちなのだ。タイのファミリーなのか、みなタイの人で仲良くやっている感じだった。これはもしかしたらちゃんとしたタイ料理かもしれない。

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そこでパッタイを頼んでみた。まさにちゃんとしたパッタイで、エビもぷりぷりで美味しかった。

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部屋はこんな感じだ。
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中庭とプールが見える。
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夕方、アオナンビーチを歩いてみた。ここの海はそれほどクリアな透明度やコバルトブルーではない。かと言って、そこそこではある。結構泳いでいる人もいた。朝も同じように散歩をしてみたが、朝の潮が引いた時間だと貝殻が沢山残っている。それを現地の人は良いものをより分けて、何かのお土産品に変身させるのだ。f:id:Nobbyblog:20230329180736j:image

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ここからライレイビーチへのロングテイルボートが出る。明日はライレイビーチへ行ってみようと思う。

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夕食は同じ店へ行った。トムヤムクンを頼んでみたが、辛さは少しと頼んだはずだったか、めちゃくちゃ辛かった。でも味は本格的だったのだと思う。口直しにエビのガーリックを頼んだが、これは揚げ方もサクサクでガーリックの風味が効いていてとても美味しかった。 

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大いににぎわいを見せる夜のPalm Tree Restaurant。
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第11回につづく。

2023年3月 タイへの旅 第9回 チェンマイ編の4 サンデーナイトマーケット

朝、近くのワットプラシンまで散歩に行って来た。日中は36度を超えるこの頃だが、朝方は爽やかで日差しもきつくないので過ごしやすい。お寺の中は静かで落ち着く。お寺の観光をするなら朝の内だと思う。ワットプラシンの境内ではいろいろお土産物屋が出ていたので、少しお土産を購入した。

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朝から地元の人がお参りをしている。皆信心深いのだ。
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この時期、花がとても綺麗に咲いていた。
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猫がいたので少し遊んだ。

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その後、旧市街をターペー門の方まで歩き、サンデー・ナイトマーケットの会場の一角として、お寺の中にすでに屋台が準備中で、イサーン料理の屋台ではテーブルの上にいろいろな食材を置いていく途中だった。

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少し様子を見て落ち着いたところで、頃合いを見計らってソムタムを頼んで食べた。

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ここは緑も多く作り付けのテーブル・椅子があって良い雰囲気だった。スピーカーからはタイの歌謡が流れている。何ともいい雰囲気だ。

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その後自転車を借りて(一日60バーツ)近くのお寺を見たり、カフェで休憩したりした。

ワット ブッパーラームというお寺に行った。

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日中は本当に暑いので、カフェでまったりするのが一番良い過ごし方ではないか、と思う。

ターペー門から東へまっすぐ行ったところにある、ワット ブッパーラームの目の前にThe Story 106というカフェがあった。そこでしばし休憩したが、広々していて良かった。

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ここは隣のスペースで木工の民芸品を売っている。
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自転車を返しがてら、再び先ほどソムタムを食べた、ナイトマーケットになる場所の屋台でクイッティオを食べた。美味しかった。

ホテルに戻ると溜まっていた洗濯物を持ってコインランドリーへ向かった。この日差しなら乾燥機にかけなくてもすぐ乾くと思うので、洗濯のみを行って持ち帰った。

ナイトマーケットは15時くらいから準備が始まるらしいが、陽が傾きかけた夕方18時過ぎにぶらっと出かけてナイトマーケットまで歩いて行ってみた。

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昼ごろからオレンジジュースを絞っていたお母さんがいた。その人から搾りたてのオレンジジュースを昼に買っていたのだが、夜になってもまだ頑張っていた。大変な仕事だと思う。歌を歌うことで、教育のためのお金を寄付してもらおうという少女がいる。とても歌が上手だった。タイは階級社会で持てる者とそうで無い者の格差が大きい。経済的事情が大変な人たちも多いことを感ずる。

 

このサンデーナイトマーケットはとても規模が大きかった。旧市街のメインとなる通りをほぼ使っていた。日本で言えばまさに縁日だ。それが毎週日曜日に開かれるという。見ていると実にいろいろな店がある。色々な屋台がある。屋外のマッサージ屋がいすを並べる。射的屋が音楽で盛り上げる。民族楽器での演奏をしている人がいる。なんだか実に楽しいのだ。

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ロッティというクレープを売っていたので、バナナロッティを食べたがとても美味しかった。

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食べ物屋台とテーブルのある一角がある。そこではいろいろなタイ料理が食べられる。食べ物のバラエティーでは日本のマーケットは敵わない。根っからの屋台文化があるのだ。カオソーイを屋台で食べたがここのが美味しかった。

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タイの人は楽しむことにかけては天才なのではないかと思う。お祭り騒ぎが大好きなのだと思う。規制など細かいことは言わないのだ。多少のことは気にしないで(マイペンライ)楽しいという(サヌック)という感情を重視するのだ。

 

重低音を効かせた音楽が響く。タイでは必ずと言っていいほど音楽には重低音が響く。重低音が響くと自然と踊り出したくなるものだが、それがタイの国民性とマッチしているのだろうか。この辺りについて研究をしてみたいところだ。なぜタイでは重低音がこうも好まれるのか? 誰か教えてください。 

 

第10回につづく。

2023年3月 タイへの旅 第8回 チェンマイ編の3 飲み込まれたカード 

今回の記事は以下のような項目です。

目次

MAYAショッピングセンターに行ってきた。

半日のエレファント・ファームツアーから帰ってきたが、この時期のチェンマイは日中はやたらと暑い。暑すぎたので部屋で休憩をした。午後15時ごろから、宿から比較的近いニマンヘミンにあるショッピングモールMAYAに行ってみた。なにしろ暑さをしのげるところが神なのだ。

MAYAには一階の入り口に象のデザインされたモニュメントがある。

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4階にあがるとフードコートがある。ここで食事をした。またしてもカーオマンガイを食べてしまった。前は4階がフードコートだっただろうか。過去の記憶が定かではないか。地下には食品スーパーがあるので、いろいろ物色してみた。日本のお弁当的なものまであった。大好きなマラコー(パパイヤ)のいっぱい入ったパック、パンなどを購入した。

帰ろうとして外を見たところ、大雨が降っている。まだスコールの時期ではないのにものすごい雨だ。突風も吹いて外でものすごい大きな音がした。何かが壊れたのか。

後になってSNSで知ったところ、この日は雨どころかチェンマイの一部地域では雹(ひょう)が降って、地面が白くなったところまであったようだ。雪が降ったなどと言っていた。

このときなかなか雨が止む気配がなかったので、試しにグラブタクシーを呼んでみたところ、すぐ近くから来てくれるようだった。この豪雨の中、タクシーは助かる。5分くらい待つと来てくれた。このときは、本当にグラブタクシーは便利で助かるなあ、と思った。

 

飲み込まれたクレジットカード

さて、ホテルに無事たどり着いて、夜マッサージに行って(ボディ280バーツ)帰りにATM でキャッシングしようとしたのだ。そこはワットチェディルアンから少し北に上がった通りのバンコク銀行の外にあるATMだった。楽天デビットカードを入れて、現金引き出しの手続きを進めていると、あるところでこれは使えませんという表示がでた。なんとなく嫌な予感がしたが、そこで、しょうがないので終了のつもりで表示されたところを押した。 しかし、カードが出てこない。嫌な予感がした。ほかのボタンを押したりしてみたが、うんともすんとも言わない。大変だ、カードが飲み込まれてしまったようだ。

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一瞬動揺して、これは困った、出てこないか。このまま放置して誰かに悪用されないか、と考えてしまった。少し様子を見ていたがどうにもならない。

えーっ、なんてことだ。

しょうがないので、ATMに書かれていた電話番号にかけてみたが、これまたあいにくのことに今は日曜日の夜ということもあって、全然オペレーターにはつながらない。

いかん、頭もうまく働かないようだ。こういう時はどうするのが最善なんだっけ。

なにしろ、このカードが後から取り出されて、不正利用されてしまってはまずい。待っていても戻ってこないようなので、仕方なくホテルにもどり、楽天銀行のサービスダイアルへ電話して、カードを止めてもらうことにした。

何とか楽天銀行の海外サービスのコールセンターへ電話をして、事情を説明してカードを止めてもらった。もうこれで出てきても使うことはできない。

なんという無駄。本当に余計なことに巻き込まれてしまった。

幸いにして別のカードも持っていたので良かったが、もしカードが一枚だけだったら、青くなるところだった。

 

タイではたまにこのようにATMがカードを飲みこんでしまう、という事象があるようだ。あとになって、Google MapでこのATMについて見てみたら、数か月前にも別の外国人が同じようにカードを飲み込まれてしまって、なす術がなかった、と憤懣やるかたない書き込みをしているのを見つけてしまった。

 

海外のATMはこのようなこともあるようなので、事前に確実なところかどうか確認して使われた方が良いかと思います。ご注意ください。

 

 

第9回につづく。

2023年3月 タイへの旅 第7回 チェンマイ編の2 エレファント・ファーム

この日はメーリム・エレファント・サンクチュアリーの半日ツアーに参加するので、朝7時半ごろピックアップをしてもらった。前日、近くの旅行代理店で予約をしていたのだ。そのときに聞いた話では、最近のエレファントファームの特徴としては、象の背中に乗るのというのはやめて、象の負担を減らして、むしろよりエコな方向で象と親しくなるというツアーにシフトしているとのことだ。従って、ちらしにはNo Ridingという文字が強調されていた。

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ソンテウが来たのだが、その車体にこのサンクチュアリーの名前ロゴが印刷されていた。このソンテウでホテルを順番にピックアップしていくらしい。

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イギリス人カップルが1組先に乗っていた。次いで同じイギリスのカップルが1組きた。そのあと、スペイン生まれのポーランド人の女の子が1名。そしてウェールズとその近くに住む女の子二人組みとなった。車中では最初、私がお互いどこから来たのかなど口火を切って話かけた。しかしそのうちイギリス同士ということで2組のカップルがいろんな話をし始めると会話について行けなくなり、時々あなたはこれからどうするのかとか日本はどうなのと振られたところで返事をしておいた。

それにしても彼らはとても若い。大体22-23歳というところだ、というのはあとで名簿を記入させられたので、年齢欄があり分かってしまったからだ。イギリス人の最初のカップルは昨年の12月クリスマス前から旅に出ていて、最初はオーストラリアを回って、それからタイに来て、このあとはカンボジアベトナムを回って行くと言っていた。大体彼らの旅の期間はべらぼうに長いので、うらやましい。

 

さて、サンクチュアリーにはソンテウで約40分で到着。犬たちがお出迎えする。

最初に英語でのビデオで象についてのことが説明される。象の数も昔は30万頭もいたものが、いまや3000頭くらいまで減っているという。絶滅危惧種だ。

次いで、このサンクチュアリーでのアクティビティーについて説明される。バナナやサトウキビを山ほど肩掛けバッグに入れて、それを象たちのもとに運んで餌やりをするのだ。次に、象は泥をかけて水浴びをするので、その手伝いをしたりする。というものだ。ここにいる象たちはこれまで、木材の運搬にこき使われたり、観光客を乗せたり、そのたびに棒でつつかれて虐待されて、沢山の傷を負っていたりする、そういう過去を持っている象たちだということだった。このツアーだが、この日も大勢の人が来ていたが、全て欧米人で、アジア人は私一人だった。なんでだと思った。

最初に4頭が出迎えてくれるので、写真を撮ったり餌をあげてみた。

鼻を使って餌を巻き込んでいく。手まで持っていかれそうだ。

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バナナやサトウキビは山ほど用意されている。
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ひたすらバナナを袋に詰めて象に食べさせる。
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そのあと、子象を含めて5頭くらいの象がいる広い場所に出た。ここでその象たちにバナナと砂糖きびを上げるという餌やり体験から始まる。象は1日16時間くらい食べているというから食欲は留まることを知らない。
次々と鼻を伸ばしてくるので、皆忙しくバナナなどを与える。まさに餌やり係だ。

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象と象使いの少年たち
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餌をあげたあとは、象について歩いていくと、泥水がたまった池があった。象は慣れたもので、そこで横倒しになってみたりする。その象の背中に泥をかけて、言ってみればパックをしてやるのだ。欧米人などはだんだん自分たちの体に泥を塗って泥パックを始めていた。

嬉々として泥を塗りたくる人々。
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欧米人の若い彼らはこういうエコ活動に関心持っているようだ。そして嬉々として泥水に飛び込んで行くが、Tバックのハイレグ水着で入っていくのが、いかにも欧米人らしいと思った。

それが終わると、別のもっと水量の多いところで泥を落とす。そして、きれいになった後は、人間用のちゃんとしたプールもあるので、そこでリラックスすることができる。

水量の多いところで泥を流していく。

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きれいに背中を流してもらった象は水飲み場へ移動していく。
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鼻で水を吸い込んで(15Lくらい入るらしい)それを口から飲み込む。

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昼ごはんは自分たちでクイッティオを作り食べる。自分で好きなだけ麺やもやし、野菜、茹でてある鶏肉を網かごに入れて熱湯でゆでる。そして、お椀に入れたら、スープをかける。調味料はお好みでいれる。良く考えているなと思った。 

 

お昼を食べ終わると、カメラマンが撮っていた写真の販売会が始まる。そのあと、ふたたびソンテウに乗って各ホテルへ帰ったのだった。この半日のツアーで、1,600バーツだった。

 

第8回につづく

2023年3月 タイへの旅 第6回 チェンマイ編 チェンライからチェンマイへ 

Nak Nakara Hotelの朝食はなかなかおいしかった。泊り客も少ないので、いつも一番乗りで食べていた。オムレツを焼いてくれる担当が所在なげに立っていたので、毎日オムレツを焼いてもらった。オムレツ、クロワッサン、タイ料理。トムヤムスープが美味しい。通りに面した屋外の席に座っていた。人や車が行き来するのを眺める。

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目次

 

チェンライのランニングコース

朝食後、自転車を借りて近くのコック川まで行ったらよい雰囲気の公園があった。しかも、そこには周回のランニングコースもあった。ランニングシューズ・ウェアを持って来るべきだった。失敗した。いつかタイでのマラソン大会にも参加したいものだ。

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コック川は水の流れが緩やかなようでさざ波もたっていない。f:id:Nobbyblog:20230326093200j:image

ランニングコースがあった。
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周回できるようになっている。
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公園の中央には象が水浴びをするモニュメントがあった。いかにもタイらしい。

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朝、地元の人がランニング前の準備運動をしていた。しかし、ほとんど人はいない。

 

チェンマイへの移動 グリーンバス

さて、チェックアウト後に、バスターミナルまでグラブタクシーで行こうとしたが操作を間違ってうまく行かなかった。どうもまだ操作に慣れていない。うまく予約画面に行かないので、トゥクトゥクで行った。80バーツ。グラブなら68バーツのはずだった。

 

ナイトマーケット裏のバスターミナル1からチェンマイ行のグリーンバスが出発する。これについては結構予約が埋まってしまうというネット情報を見ていたので、事前にオンラインで購入しておいた。横3列のちょっと良い車両だ。

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バスの座席には、このお菓子と水は用意されていた。水を買う必要がなかった。
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座席は広く、足元にはやたらと余裕があった。3時間乗っていても全然疲れなかった。
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グリーンバスは10時に出発して、途中休憩することなくノンストップでチェンマイ・バスターミナル3に3時間20分くらいで到着した。道は山道が多いので、そんなにスピードを出すことはできず、180kmの距離とはいえ時間がかかる。ノンストップでは運転手は大変だろうと思う。

 

チェンマイのバスターミナルではトゥクトゥクの呼び込みがあり、主要な目的地への料金表を示してきた。ホテルの近くのエリアは150バーツだった。そのトゥクトゥクでホテルへ向かった。今回、ホテルは旧市街の中に取っていた。その方が雰囲気がいいのではないか、と思ったのだ。

 

チェンマイ旧市街のホテル De Lanna Hotel

ワット・プラシン近くの、De Lanna Hotelだ。中には立派なプールがあり、緑にあふれている。

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Delannaホテル自体は悪くなかったが、中庭に面していると中庭のテーブルで夜遅くまで話をしている人の声がうるさかった。チェンマイはヨーロッパからの観光客がものすごく多いという印象だった。その点、チェンライのナクナクラ・ホテルはとても良かった。人も少ないし、とても静かだった。

ホテルの部屋はなかなか素敵だった。

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シャワーブースの作りが凝っていた。
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中庭に面したベランダもあった。
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通りから見た外観だ。入り口だけ見ると広さが良く分からない。
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ここも素敵なプールがあった。
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カオソーイと洗濯

一つ通りを越したところに、Its Good Kitchen という雰囲気の良いレストランがあったので、昼食はそこでカオソーイを食べることにした。西洋人が沢山きていた。

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カオソーイだが、ちょっと量が少なかった。大盛にしてもらえばよかった。カレー味の揚げ麺と普通の平打ち面が入っていて、ココナッツミルク風味もある。そこに鶏肉が入っている。
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午後はまず溜まっていた洗濯物をコインランドリーで洗濯した。ちょうどいい具合にホテルからすぐの角にコインランドリーを見つけたのだ。液状の洗剤のみ可ということで5バーツで洗剤購入。マシンを選びお金を入れるとスタートする。待つ間、プールでクロールや平泳ぎで少し泳いでは休息して時間調整をした。洗濯40分、乾燥も40分。乾燥しすぎではないか、というぐらいパリパリになった。

 

それにしてもこの時期のチェンマイは暑すぎる。日中はクラクラする陽射しなので、出来れば室内かプールで過ごす方が賢明だ。それと西洋人が多すぎる。旧市街も良いかと思って泊まったが、観光客が集中しているので、観光客向けの店ばかりだ。

 

夕方のワット・チェディルアン

少し陽が傾いて涼しくなってくるころ合いにワットチェディルアンを見に行った。

ここは前回来た時に来て、感銘を受けたのだ。その大きさと遺跡としての雰囲気が圧巻だった。写真にしてしまうとその迫力が失われてしまうのが残念だ。上の方の崩壊したところには木々が生え、鳥が舞う様はまるで天空の城ラピュタのようでもある。

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巨大な象の造形がある。
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夕食 CHUM Northern Kitchenおよびムエタイ観戦

チャンプアックのゲート近くのナイトマーケットに行ってみた。しかし西欧人でやたら混んでいたのといまいちな雰囲気だった。そこで旧市街に戻ってホテル近くの小洒落たレストランで食べることにした。CHUM Northern Kitchenという店だ。店がなかなかしゃれている割には値段はリーゾナブルで良かった。

ポークのグリルだ。

こちらが北タイのラープ

どちらもとても美味しかった。たまには落ち着いたレストランで食べるのもよいと思った。

 

その前に危うく車に撥ねられるところだった。交差点で青信号だったので渡っていたら、背後から右折車が突っ込んで来たのだ。見てなかったのか何なのか、ギリギリで急ブレーキ。急死に一生を得た。タイの歩行者は良く注意しないと車優先なので危険だといまさら焦った。

 

その後、近くでタイボクシングをやっていたので見に行った。どこかのボクシングジム主催のようで無料だった。なかなか真剣にやっていて面白かった。客席のほかにドリンクやポップコーンも売っていて、ちゃんとアナウンサーというか実況が白熱した試合模様を放送し、その声がスピーカーから飛んでくる。そしてムエタイの音楽がガンガンと鳴っていて、なかなかエキサイティングだった。全部見ていれば7試合くらいあったのではないだろうか。KOで決着する試合もあり、なかなか迫力だった。

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このようにして、チェンマイの第一夜は更けていった。

 

第7回につづく。

2023年3月 タイへの旅 第5回 チェンライ編の3 メーサイ・ボーダー

タムルアン洞窟からはバイタクで、そのままボーダーに向かった。国境までは一本道が続いており数キロの距離だ。国境の橋にあるイミグレの建物が見えてきたので適当なところで下してもらった。

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通りには土産物屋が立ち並んでいた。それもちょっと中国チックな栗を煎っているような店もあり、どこの国かという感じでもある。土産物屋でトイレを借りたが、ちょうど良さそうなTシャツを売っていたので買った。100バーツ。

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煎った栗を売っていた。
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街の看板広告にはミャンマービルマ)語のものまである。人の行き来が盛んなことがわかる。

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国境の建物に向かって行くと、イミグレの前にはミャンマー人らしい顔にタナカを塗った女性たちが所在なげに立っている。見るからに顔つき、肌の色が違う。男性はロンジーを履いている人もいる。多くのミャンマー人がこちら側に来ていた。ここにはタイ人だけでなく、日々ミャンマーの人も行き来している。日本は周りを海に囲まれ、他国と直接接することが無い。社会の成り立ちが全く違うのだ。

ところでミャンマーは軍事政権になっているが、どういう人がタイ側と行き来ができるようなっているのだろうか。

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その国境の川にかかった橋の周辺を散策してみた。ミャンマー側のタチレクと人、車の往来がある。わずかな距離で別の国だ。橋のたもとには2階をレストランにした建物があり、そこからは二つの国を隔てる10mほどの川と国境の橋を間近にみることができた。

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歩いて渡れそうな川幅だ。

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タイ側の建物の一階には自動小銃を持った兵士がいる。
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川向うの建物とは声をかければ話ができる距離だ。女の子が椅子に座っているのが見えた。この国境の川沿いの建物に住むってどんな感じなのだろうか。

 

ミャンマー側のタチレクに渡ってみたかった。500バーツだと言う。しかし、どうやらコロナのワクチン証明書か陰性証明の紙がいるらしい。ワクチン証明はホテルに置いてきてしまった。今回は眺めるだけにしておいた。

 

橋のたもとの食堂で麺を食べた。

センミー50バーツ。

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橋の左側からの眺めだ。
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メーサイからの帰りのロットゥーでは2回検問があった。ミャンマー側から密入国に目を光らせているのだろう。日本人は問題ないけれども毎回なんとかく緊張する。国境の町なんだと感じる。

 

この帰りのロットゥーにはミャンマー人が乗っていて延々とミャンマー語で電話していた。どこに行くのだろうか。一緒に乗っているタイの人はそれをどう思っているのだろうか。

 

1時間半くらいかけてチェンライへ戻った。バスターミナルで降りると、トゥクトゥクの運転手が押し寄せてきて、客を奪い合おうとしていた。

 

夜、繁華街まで歩くのは面倒だったので、ホテルのレンタサイクルを借りて行って、バスターミナルの駐車場に停めさせてもらった。自転車で行ったのは正解だった。夕食はハンバーガーを食べた。タイ料理ばかりであったので、今日は違うものを食べたいと思った。サラダとチーズバーガーで350バーツほどだった。頼んだサラダは皿が大きくデカ過ぎだった。

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ランドマーク的な時計台が綺麗だった。

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こうしてチェンライの夜は静かに更けていった。

 

第6回につづく。