佐渡では、たびのホテル佐渡というホテルに宿泊した。ここは両津港から車で約25分ほどの距離だ。移動が大変なので前日からレンタカーを借りていた。このホテルは大浴場もあって良かった。
さて、4月21日日曜日は前日に比べると曇りがちの天気で風もあるようだった。
両津港の近くにあるタイムズカーでレンタカーを返すと、徒歩で会場となっている「おんでこドーム」へ向かった。徒歩数分のところなのでとても便利だった。また両津港からもすぐなので、早朝の船で来る人もいるようだった。
おんでこドーム及びその周辺では既に準備が出来上がっていた。
おんでこドーム内にはいろいろな屋台が軒を連ねていて、食べ物もどんどん準備できているようだった。
帰ってきたら何を食べるかを考えながら物色。
ドーム内には奥のほうにテーブル席が並べてあり、まだ朝早くレースはこれからということで人はまばらだった。ここの屋台で見つけたコーヒー店でホットコーヒーを買って、テーブル席で一息ついていた。結構海風が冷たいので体が冷えてくるのだ。
フルマラソン・ハーフマラソン・10kmマラソンが一斉に10時にスタートする。10kmにしておけば良かったものをつい見栄を張ってハーフに申し込んでいた。しかし、そのためには練習が足りていなかった。果たして完走できるのか大いに不安であった。ハーフを走るためには絶対量が足りないのと、15km走など長距離走が全然足りていないのだ。
とは言え、時すでに遅し。号砲を合図にスタートだ。結構後ろのほうに並んでいたが、ぎっしりとランナーが並んでスタートだ。
序盤海沿いのコースを往復したが、海風が強くてかなり寒かった。
佐渡の山々が見えて景色は良かったのだが。
頂きのところにはまだ雪が残っている。
まずまずの晴れ間も出てきていた。
海沿いを往復して戻ってくると今度は左へ折れて、昨日訪れたトキの森公園の方へ上がって行く。10km付近でかなり登りがあるので、この辺はなかなか大変だった。
そして、トキの森公園からぐるっと回って戻ってくるのだが、この辺りには農園で新芽が出た木々が沢山あった。途中で横にいたランナーに「これは何の木ですかね?」と聞かれたが、リンゴかなとも思ったが分からなかった。これは佐渡のおけさ柿の木だったのだろうか?
後半、15kmを超えると急速に足が重くなり、痛くなり、ペースダウンだ。やがて、途中ちょっと歩いては走りという体たらくとなり、必死になんとかゴールまで走っていった。会場でゴールする各ランナーの名前を読み上げているのが嬉しかった。少しだけ最後に頑張れた。
記録は散々だったが、ゴールした後に食べた「魚介ラーメン」がとても美味しかった。スープがはらわたに染みわたるようだ。
帰りは14半過ぎのジェットフォイルで新潟港へ向かったのだった。
いやあ、筋肉痛で足が痛い。
ではまた。