奈良の東大寺や春日大社、奈良公園の周辺を走るコースだということを知って、12月9日(日)に行われた2023年の奈良マラソンで、世界遺産10Kmコースを走ってきた。
この奈良マラソンはフルマラソン、10km、そしてミニマラソンと種目があり、総勢で、約14,000名が参加したそうだ。
天候に恵まれ、むしろ気温が平年よりも高く、12月とは思えない暖かい土日だった。
目次
移動・ホテル スーパーホテルPremierJR奈良、ABホテル奈良
東京から奈良までは、まず京都へ新幹線で向かい、京都からはJRの「みやこ路快速」 奈良行に乗ると50分足らずで到着した。
今回、現地で2泊したのだが、あとから1泊を追加したため、別のホテルとなってしまった。
初日に宿泊したのは、JR奈良駅に直結しているスーパーホテルで、ホテル名が2023年12月1日より、旧名スーパーホテルLOHASJR奈良駅から、スーパーホテルPremierJR奈良駅へと変わっていた。
なにしろ、駅に一番近く、2階の改札出口を出たところから、そのままホテルのビルに繋がっているので、最高のアクセスであった。4階にフロントがあり、そこもなかなか高級感があり雰囲気がよかった。大浴場は屋内と半野天の浴槽の2つがあり、ゆったりと風呂に入ることができる。
室内着およびアメニティはロビーのフロアに置いてあるので、そこから必要なものを持って行く形式だ。室内着はサイズがいくつかありサービスがきめ細かい。また、枕を選ぶこともでき、自分に合いそうな高さの枕を選べるというのも良かった。
そして、ここではウェルカムバーがあり、17:00~21:00までフリードリンクでアルコールも含めた飲み物を飲むことができた。
スーパーホテルPremierJR奈良の部屋はこんな感じだ。高級感がある。これはスタンダードルーム。横長の机があるので、いろいろ置けるので良い。
ベッドは140㎝幅あるので、とても広い。
ユニットバス。
全般的にフロントの対応がとてもよく、居心地が良いホテルであった。
朝食会場からの眺めだ。駅前東口が良く見える。
2泊目はスーパーホテルからすぐ近くのABホテル奈良に泊まった。こちらもJR奈良駅東口から徒歩2分というとても便利な立地のホテルだった。
こちらも大浴場があり、ゆっくりと風呂に入ることができた。無料の朝食が付いているが、無料とは思えない充実した朝食であった。
ABホテルの部屋はこんな感じだ。テレビの大きさではスーパーホテルPremierJR奈良に軍配が上がる。
こちらもベッドが140㎝幅で良かった。
ユニットバス。
夕食
駅の近くで夕食を食べる場所を探していたら、駅ビルの1階に奈良のうまいものプラザという店があった。外にはせんとくんの置物やメニュー表もあった。奈良県の食のアンテナショップとある。
そこで入ってみることにした。中の奥のほうにイートインスペースがあり、カウンター席やボックス席がある。
夕食のセットは、ヤマトポークのカツセット、ハンバーグセット、ヤマトポークのチャーシュー丼など、いろいろある。
その中で、チャーシュー丼を選んでみた。これが大正解。まず、チャーシューが分厚くて、とろとろで柔らかい。八角などの風味が閉じ込められていて美味しい。さらに野菜がふんだんに入れられていて生野菜を食べることもできた。
とてもおすすめだ。
大会前日受付・当日
大会前日。JR奈良からは路線バスで会場へ向かうことができた。
バスから見ていると多くの人が会場から徒歩で駅の方へ戻ってきている。徒歩だと30分くらいの距離だ。
さて、会場で受付を済ませてTシャツをもらうと、イベント会場ではせんとくんがいた。
これは奈良国立博物館に収蔵の「走り大黒」という像らしい。多くの人が一緒に写真を撮っていた。
また、屋台が多数出ていて大いににぎわっていた。
フィールドでは瀬古さんによるランニング教室が行われていた。トラックの色が綺麗な会場だ。
ゴールライン上のフィニッシュモニュメントも設置されていた。
大会当日。
JR奈良駅の西口からはシャトルバスが大会会場であるロートフィールド奈良まで出ている。朝7時頃を目指して西口へ向かった。既に多くの方が駅に集結してきている。そのまま歩いて向かう人もいるようだったが、大勢は西口へ向かっていた。
バスは有料なので、ICカードを持っていればそのまま乗り込むことができた。現金の場合はチケットを誘導員から購入して乗って行かねばならない。
JR奈良は混むということだったが、まあまあすぐにバスに乗ることができた。全然問題はなかった。15分くらいで会場へ到着する。
世界遺産10kmのスタート地点。快晴の下スタートだ。
前半は広い道路を走っているのだが、やがて奈良公園の方へ舵を切って、山道に入って行くと不整地の登りがしばらく続く。そして、今度は下りとなり、また石畳の道が続き、なかなか変化にとんだコース展開である。
やがて、東大寺の方へ向かい、そうなってくると周りが風光明媚であり、景色も見ながら走らねばもったいない。
途中、いくつか写真を撮ってみた。紅葉しているので綺麗だ。
東大寺の外側に沿うように走って行く。
紅葉がきれいだ。
二月堂に行かずに左に折れると下って行き、再び街中に入って行くと、その狭い通り一杯に応援の声が響きわたっていた。それまでの静寂から大声援へのコントラストが凄かった。
最後、ロートフィールドへはだらだら登りが続き、なかなかしんどい。それを何とか登って行き、トラックへ入るとゴールだ。ゴールして、もらったバナナが美味しい。
ゴールして着替えた後、更衣室のすぐ近くに足湯コーナーがあったので入ってみた。座って足を入れようとすると、近くの学生が「あ、熱いですよ。」というので、手を入れてみたら確かになかなかの熱湯だ。恐る恐る足を入れると、3秒と耐えられず足を上げた。しかし、それを繰り返しているとだんだん慣れてきてしばらく入れていられるようになった。なかなか熱い湯はよい。
そして、JA奈良が振舞ってくれた豚汁を食べる。近くにはにゅう麺や、尾道ラーメンなどもある。走った後は汁物がありがたい。
イベント会場ではしかまろくんも出迎えてくれていた。
奈良マラソン、なかなか楽しい大会だった。
ではまた。