今回、那覇での宿泊はおもろまちにあるホテルを選んでみた。というのも、新都心公園にはランニングするにはちょうどよいコースがあり、また近くにはショッピングセンターや飲食店もいろいろありとても便利だからだ。
この「おもろまち」、変わった名前だが、実はもともと米軍基地が返還された後の用地を再開発したエリアなのだという。1950年代、米軍によって強制収容され、米軍専用住宅が造られていた土地だったそうだ。それが1987年になってようやく返還され再開発エリアとなった。そして、「おもろまち」という地名は一般公募により決められた。おもろとは、琉球時代の古い歌謡を意味しているそうだ。
さらに遡れば、この辺りは1945年の沖縄戦での大激戦地だったそうだ。特に、シュガーローフの戦いと呼ばれる激戦があり、日米両軍に大量の死傷者を出した悲劇の地なのだ。今の戦争を思うと何とも言えない気持ちになる。その場所は、いま安里配水池となっている場所だそうだ。知っておくべき歴史だろう。
おもろまち駅を降りると、すぐDuty Free ShopのTギャラリアがある。ここにはレンタカー会社も入っているようで、レンタカーを借りるには便利だ。でも、ここには一度も入らなかった。ブランド物には無縁だったようだ。
おもろまち駅から2Fのテラス通路を通って、ギャラリアに沿うように歩いていき、階段を降りると、ホテルまでは徒歩5分ほどだ。広々した通りが続いている。
東横インのすぐ横にNAHA新都心ホテルはあった。ちょっと見たところマンションのような造りだ。入り口は一階駐車場の奥にあり、そこからエレベーターで2階にあるフロントへ上がるようになっている。
ベランダがマンションぽい。
フロントは2階にある。ここにはレストランも出来るようだが、まだ工事中だったので朝食を食べることはできなかった。3~4月ごろにはできるらしいので期待しておこう。受付にはおしゃれなおみやげ物が売られていた。他ではあまり見ないような素敵なデザインがあった。
フロント横では文鳥が飼われていた。
ダブルベッドの部屋だが、入り口で靴を脱ぐようになっていて、マンションのようだ。
残念ながら私の部屋からは窓の眺望は望めなかった。まだ泊り客が少ないのか、静かで過ごしやすかった。ランドリーが3階にあり、200円で洗濯ができるのも良かった。
ホテルはちょうど角に立っているので、はす向かいには県立博物館が見える。グスク(琉球の城)のような形の建物だ。
ホテルを出て走り出せば、すぐ新都心公園であり、ランニングするには最高のロケーションだ。
真横にはコンビニがあり、目の前にはサンエーがあるので、とても便利だ。サンエーの1階には、ハンズカフェやらスターバックスやら、かつ乃屋やら、いろいろなレストランが入っている。
この新都心でのランニングについては以下からご覧ください。
ではまた。