このところ異常に暑いので、少しでも涼しいところを求めて北八ヶ岳まで行ってきた。
この3月にスノーシューをするために行ってきたのだが、夏山はどうなっているか、そして北横岳に登りたいと思って行ってみた。
前回のスノーシューの記事はこちらからどうぞ。
まずは茅野駅まで中央線、特急「あずさ」で向かった。夏のシーズンなので、冬と違ってバスの本数も増えていた。冬場は朝10:20発のバスが土日しかやっていなかったのだ。夏季シーズンなので今回は朝10:20分発のバスに乗り込むことができた。これで行くと11:19分に八ヶ岳ロープウェイの駅に到着する。昼から登山を始めることができるのでちょうど良い。
茅野駅は美濃戸口など八ヶ岳の各方面へのバスが出ている。夏場なので人もそれなりに多い。
ちょうど台風が行ったあとだったので、ちょっと雲が出ていたが、天気はまずまずだった。ロープウェイ山麓駅には、まるでスイスアルプスの山小屋のように花が植えられていてきれいだった。
ここは標高が1700mもあるので、下界とは違って気持ちが良い気候だ。なにしろ、もわっと暑くないので最高だ。
ロープウェイ山麓駅にはレストランがあるので、まずはここで腹ごしらえだ。
カレーライス。
そして、ロープウェイで山頂駅まで向かう。これは100人乗りの大型のロープウェイで、標高1,771mの山麓(さんろく)駅から標高2,237mの坪庭(つぼにわ)駅まで約7分間で繋いでいる。
目の下にはピラタス蓼科スノーリゾートのコースが見える。ここはロープウェイで一気に上まで上がって下ってくるコースがあるのだ。
北八ヶ岳ロープウェイの山頂駅を出たところ。2200mくらいなので、涼しい。
ここからは坪庭という、溶岩台地に広がる周遊コースがある。そこに長い年月をかけて植物が回復してきているのだ。なんとなく浅間山の鬼押し出しを思い起こさせる。
1周30分~40分ほどの散策路内には、季節ごとに高山植物が咲いている。
その坪庭を途中まで歩いていき、そこから北横岳の登山コースへ入る。
山頂駅から北横岳山頂(南峰)まで、1時間程度で登れるようなコースタイムだ。
坪庭から分かれて登山コースにはいる。目の前にあるのが北横岳だ。
途中、北横岳ヒュッテがあったので、休憩をする。ここからは10分程度で山頂だ。
山頂駅からは坪庭から分かれて結構な急登になり、足元には大きな石があるので、ゆっくり歩いて1時間半くらいかかった。
あいにく、午後になってだいぶ雲が出てきてしまったので、下の方は良く見えなかった。時々雲が途切れると、白樺湖の方まで見ることができた。
帰り道、山頂直下には七ツ池、という池があったので、立ち寄りしてみた。こんな上のところに池があるのだ。
なかなか大きな池だった。
再び坪庭に合流して帰路を帰ってくると、山頂駅の前にはキツツキのモニュメントがあることに気づいた。なかなかいい感じだ。
夏の軽登山には手軽に登れる北横岳はおすすめだ。途中、足元が岩だらけだったりするので、しっかりした登山靴は必携だ。
ではまた。