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新造船フェリー「さんふらわあ むらさき」に初乗船してきた。

奈良マラソンに出場したついでに、どうせなら大阪まで足を伸ばして、新造船フェリーの「さんふらわあ」に乗ることを思いついた。このフェリーには一度乗ってみたいと思っていたのだ。せっかく関西まで来たのである。いい機会だと思った。

 

さんふらわあ くれない、むらさき」という新造船は、大阪港と別府港を結んでいる。大阪からは夜19時ごろに出港して、別府に早朝到着する。そうすれば、一日別府を観光して、その日に東京へ戻ることができる。奈良マラソンを終えて、その足で大阪港へ向かえば、船に乗るにはむしろ時間が余るぐらいだった。

 

JR奈良駅からは大阪の弁天町まで、大和路快速で一本だった。そこからは地下鉄中央線で、コスモスクエア駅に向かう。そして、更にニュートラムに乗り換えて、一駅でトレードセンター前という駅に到着する。ここがさんふらわあの乗り場に直結していた。

ATCというビル(ここにいろいろなショップやレストランもあった)にはクリスマスの飾りつけがあった。

 

そして、同じフロアにさんふらわあのチケットカウンターがあった。事前に購入していれば、ここで受付をしてもらい、スマホQRコードで乗船や船の自分の部屋への開錠ができるようになっていた。便利なものだ。ただし、スマホの充電が少なくなっていたので、電池切れにならないかが心配ではあった。

乗船時間までだいぶ時間が余ったので、すぐ横にあったさんふらわあミュージアムを覗いてみた。

そして、外に出てみると夕陽に輝くさんふらわあ・むらさきが停泊しているのが見えた。LNGのタンクが2つ見えるが、この「むらさき」「くれない」は日本初のLNG燃料フェリーなのだそうだ。


ATCのビルディング。ここには多くのレストランもあった。しかし、フェリーでのビュッフェを食べたいと思うので我慢しておいた。

乗船記念に写真を撮ることができるパネルがあった。

 

その日の19:05の出港予定は、乗船は18:00ということで、時間が余っている場合にはな待合室で待つことができる。

日も暮れ、18時に乗船開始である。長いタラップを歩いて船に乗り込んでいった。

 

まず目に入るのがこの広々とした美しいアトリウムだ。豪華な造りだ。

タッチパネルの案内プレートがあり、至る所にゆったり座る場所があった。

 

こちらの奥がレストランになっていた。券売機で食券を購入して入るようになっていた。座席数はとても多く、この日は余裕で窓際のカウンター席に座ることができた。

 

ここはショップだ。さんふらわあのお土産や、食べ物、飲み物、アイスなども売っていた。

 

さんふらわあの絵と共に記念写真を撮ることが出来る。

 

廊下にはいろいろなパネルが飾られていたが、その一つ。昔風の絵地図で瀬戸内海の航路を表していた。

 

ちょっとデッキに出てみた。大阪港の様子を見ることが出来る。

 

外に出てみると巨大なファンネルを見ることができた。

 

スーペリア・シングルの部屋だ。枕もとの壁紙が和風で美しかった。

 

部屋には机があり、また冷蔵庫も置いてある。コンパクトだが快適な部屋だ。

 

部屋に荷物を置くとさっそく、まずは大浴場に行ってみた。新しいだけにきれいで、湯舟も3つあり、洗い場も広く、またシャワーブースもあった。更衣室には広々とした洗面ブースもあった。

 

さて、お風呂に入ったら、食事だ。ビュッフェにはいろいろな食べ物が並んでいて、つい食べ過ぎてしまった。

 

20時過ぎに明石海峡大橋を通過するというので、外に出てみた。次第にイルミネーションで飾られた橋が近づいてきた。対岸の明かりも良く見える。

やがて、明石海峡大橋の下をくぐり、反対側へ出た。

 

さて、夜船内では、アトリウムの天井にプロジェクションマッピングで映像を流すというイベントがあった。船内・船外をドローンで撮影したという映像、そして、星空の映像だった。天井を見上げる姿勢になるので、アトリウムの階段にもたれかかるようにしてみると見やすかった。

 

部屋は快適で、揺れることも全くなくよく寝ることができた。ただし、電気を全部消すとほんとに真っ暗なので、気を付けないと危ない。

翌朝、6時過ぎには別府港に到着していた。遠くに別府の街が見えた。あいにくの雨模様であった。

 

さあ、朝食を食べよう。朝食ビュッフェは750円であった。お手頃価格だ。


接岸した別府港

 

一泊のフェリーの旅はこうして終わったのだった。

 

ではまた。