2023年12月、大阪港から別府港へ向かった。その模様は下記の記事をご覧いただきたい。
別府港には早朝、6時過ぎに到着した。下船にはそれほど時間がかからず、7時過ぎには別府港ターミナルへ降り立った。そこからはバスが出ていて、別府駅までは15分くらいで到着できた。
早朝に別府駅に降り立ったということで、さて何をするかだ。あいにくの雨だった。調べると、竹瓦温泉が駅から700mくらいのところにあり、朝早くから営業しているようだったので、そこにまずは行ってみることにした。
別府駅前には「手湯」というモニュメントがあった。いかにも温泉の街だ。
「手湯」はこのようなデザインされた小屋のようになっていた。なかなか良い感じだった。
駅前から別府湾の方向へ歩いて行った。途中にはスーパーホテルもあった。歩道が広くて歩きやすい。
途中、アーケード街などを抜けて行くと、やがて竹瓦温泉に到着した。歴史を感じさせる、とても古めかしい建物で存在感があった。
竹瓦温泉の建物
入浴料は300円だった。とても安くてありがたい。なお、砂湯に入る場合には1500円だったのだが、予約が一杯でだいぶ先の時間でないと入れない、とのことだったので、これはパスした。
内部の様子。歴史を感じさせる。味があっていい感じだ。
男湯はここから入るが、のれんをくぐるとちょっとした着替え場があり、服を入れる棚がある。そこから階段を降りると一階に湯舟がある。つまり、着替える場所と湯舟のあるところが一体となっている。
幸い誰もいなかったのでゆっくりつかることができた。なかなか熱い湯で良かった。
竹瓦温泉のHPはこちらから。
さて、再び歩いて別府駅へ戻ると、今度は別府地獄めぐりをすることにした。別府駅の反対側、西口からバスが出ていた。地獄めぐりをする場合、バス停は「海地獄前」で降りて、順に地獄を辿って坂を下りて行くのが便利だということを聞いた。
そこで、まずは海地獄へ行ってみた。
海地獄のところには、合わせて鬼石坊主地獄があり、そちらも見てみた。
海地獄。もくもくと蒸気が上がっていた。
海地獄のとなりにある赤池地獄。色が確かに赤かった。
地獄の噴気を利用した温室があり、オオオニバスが育てられている。
次いでやって来たのはかまど地獄。海地獄を出て少し下って行くと、すぐだった。
ブルーが鮮やかな温泉池。
ここには体験できるいろいろな種類の温泉があった。蒸気を浴びたり、座って足元から温浴をしたり、飲んだりなどだ。
飲む温泉だ。
その次には鬼山地獄にやって来た。どこも名前が地獄にふさわしいが、絵がかわいらしい。
ここではなんと、ワニが育てられていたのでびっくりした。それも大量にいたのだ。
そして、最後に訪れたのが、白池地獄だ。
ここは庭園のようになっていた。
別府駅ではなんと、「ざびえる」というお菓子をお土産に買ったが、ネーミングのざびえるというのが凄い。そして、この黒と赤のボックスがいかにもキリシタンという感じだ。とても美味しかったのでおすすめ。
ではまた。