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2023年3月 タイへの旅 第4回 チェンライ編の2 メーサイからタムルアン洞窟へ

この日はメーサイへ行ってみることにした。ミャンマーとの国境の町であり、しばらくコロナのために封鎖されていた国境が開いたと聞く。また、2018年にタイのサッカーチームの少年ら13人が洞窟に閉じ込められるという事故があったタムルアン洞窟も近い。

 

メーサイへの移動方法

チェンライのナイトマーケット裏にあるバスターミナル1から、乗り合いバス・ロットゥーに乗って行く。

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このようなバンに乗って行く。
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ターミナルへ行ってみるとちょうど人数がそろったので1台出発するところだった。それに乗せてもらう。料金は忘れてしまったが、50バーツそこらだったと思う。

8:10バス発。途中で人を何人か拾って行ったが、バス停とは思えないところで乗ってくるような気がした。どうやって乗客と見分けているんだろうか。荷物まで受け取って何処かへ配達もするようだ。とてもフレキシブルだ。

このロットゥーは国境の町に行くため、途中で検問があった。皆IDカードを見せている。外国人はパスポート必携だ。日本のパスポートを見せたら中身をチェックされた。なんとなく緊張する。別段何もなく返される。


9時半過ぎにメーサイバスターミナルに到着した。そこに赤いソンテウがいて、ボーダーまでの移動を行なっている。それは15バーツ。

 

タムルアン洞窟

誰かタムルアン洞窟へ行ってくれないかを聞いてみたが、名前を間違えて通じなかった。なんとか話が通じたところ、バイタクなら300バーツで行きと帰りにボーダーまで行ってくれるという。ちなみにソンテウを聞くと500バーツというから、バイタクにお願いすることにした。初めてバイタクに乗った。後ろのつかまれるところを掴んでいれば安定して乗っていられる。これは快適だった。しかし、この辺りは気温が低いので、まだ朝ということもあり、風を切っていくので寒いくらいだった。

約3kmの山道を登って行くと10分くらいで到着した。

 

まだ洞窟はその先だが、入り口に観光客を送迎するバス?が待っていた。朝10時前ということもあり、他に観光客はいなかった。

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さて、送迎車では私一人だったこともあるのか、この大きな記念碑?の前で運転手が記念写真を撮ってくれた。

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数分で遂にあのタムルアン洞窟入り口に到着した。まさにドラマやドキュメンタリーで知っている場所が目の前に現れた。とても静かな場所だ。鳥のさえずりしか聞こえない。

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近くにはこの山の神を祀る祭壇がある。
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Doi Nong Non、Doiは山の意味だが、この山は女性が横たわっているような形に見えるらしい。物語としてこの国のお姫様が馬屋係と恋に落ちて駆け落ちしたが、その馬係は召し取られてしまった。それを悲しんだお姫様の呪いがかけられているという。

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そのため、このようなShrineがあるのだ。
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入り口で封鎖されているかと思ったら、第一チャンバーと言うエリアまで降りていくことが出来た。

洞窟入り口には少年たちの乗ってきた自転車まで展示してあった。リアルだ。

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そしてサッカーチームのユニフォームまであった。
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救出作業で使用した酸素ボンベや、救出用の運搬具までが置かれている。
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入って行くと最初は広い空間が広がっている。
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そこから先に洞窟が伸びている。
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なま暖かい湿気があり、足元は何となくジトっとしている。

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途中に説明図などの写真もある。下の1というところまでは入っていける。
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200m程度の距離だが入れるだけでも嬉しい。実話とドラマを見ているから、なんだかドキドキした。緊迫感が凄かった。超おすすめだ。

 

かつて、この場所には多くの国からエキスパートが結集し、また地元のボランティアが食事や移動手段を提供した。多くの力を合わせて不可能と言われた救出を可能にした。不幸にも1名のタイ人ダイバーの方が亡くなった。その方の慰霊碑が立っている。

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外には記念館などがあったが、その一つの建物でうっかり土足厳禁になっているのに気がつかず、一歩足を踏み入れてしまったら、外で掃き掃除をしていたおばさんにものすごい勢いで怒鳴られた。救出に当たった多くの英雄のため毎日庭をきれいに掃いているのだろう。申し訳なかった。ここはとても大切な場所なのだと思った。

下の白い服の人物はたしか市長だ。ドラマでは彼の働きが感動的に描かれている。

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帰る頃になるとだんだんと観光客が増えてきたようだ。バイタクに乗って、今度はボーダーへ送ってもらった。

 

ここでちょっと過去記事になるが、Netflixで配信している、タムルアン洞窟遭難事故のドラマ、「ケイブ・レスキュー」がとても面白かったので、その記事を以下ご紹介する。

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第5回につづく。

2023年3月 タイへの旅 第3回 チェンライ編 Nak Nakara Hotelに泊まる

この日はバンコクからチェンライへ移動する予定だった。

バンコクからチェンライへ

オンヌットからだとスワンナプーム空港まで電車で行くには回り道すぎるので、グラブタクシーを使ってみようと思った。

ところが、使ってみようとしたのだが、なぜかうまく予約できなかった。運よくそこへちょうどタクシーが乗客を降ろしたので、時間も迫っていたのでそれに乗ることにした。6時半発に出発して7時少し過ぎにはスワンナプームに到着した。40分もかからずだった。

 

朝食を食べてなかったので、つい空港でサンドウィッチとコーヒーを頼んだら279バーツもした。ずいぶんと高かった。空港は何でも高いのだ。

 

スワンナプームからチェンマイへは事前に予約していたタイスマイル航空を使った。親会社はタイ国際航空だが独立しているようだ。この便では飲み物とチキンマッシュルームのパンが出た。案外にサービスがよかった。1時間半程度で到着した。チェンライ空港はこじんまりとした小さい空港だった。あっという間に外に出てしまった。

 

空港の外でグラブタクシーを探して予約したら、すぐに来てくれた。とても便利だった。料金は事前に決まるし、今どこにいて何分ごろに到着するもわかるし、ドライバー情報もあるので安心だ。いまは更に料金が安いボルトというアプリもあるようだが、そちらは使ってないのでわからないが。

 

宿泊 Nak Nakara Hotel

今回宿泊したのは、ナクナクラ・ホテル(Nak Nakara Hotel)というところだ。ここはとても良いホテルだった。大きな車止めの駐車場まであった。チェックインをすると、フロントの人が、ロビーにおいてある冷蔵庫に入ったフルーツや、瓶に入ったお菓子は無料だという。フロントにいた人達の雰囲気は家族経営的なフレンドリーさが見て取れた。

フロントのカウンター

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左側の冷蔵庫から自由にフルーツを取ったり、水のボトルを取ることができる。サービスがいいのだ。
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スナック菓子も取り放題だ。これはタイのスナックだろうか。
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部屋の冷蔵庫に入っているジュースまで無料だというのだ。素晴らしいサービスだ。レンタサイクルまで無料だった。そして、スタッフは目が合うと必ず微笑んで挨拶をしてくれる。

 

ご覧のように、ホテルの玄関は車の駐車ができるスペースもある。

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中は緑が一杯で鳥がさえずっている。外の往来を車が通る音も聞こえず、とても静かだ。だから、日中の暑い時間、この中で過ごすならとても良いホテルだ。
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部屋はこんな感じだ。
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部屋のいろいろな調度には凝った意匠がほどこされていた。
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ただしメインとなる繁華街やナイトマーケットからは距離が1km近くありちょっと遠い。そこまでは徒歩10分程度ではあるのだが、歩道がでこぼこだし、物が置いてあったりで真っ直ぐ歩けないので時間がかかる。歩道を降りて車道を歩かねばならないところもある。夜帰ってくるときには暗い。そのため歩いて楽しい道ではない。頻繁に外に出るなら(車やバイクがあれば別だが)、宿泊するにはもっと中心部が立地としては良いとは思う。でも、ここに滞在するなら、自転車を借りて、それで移動するのが恐らくベスト何ではないか、と思う。

一方で、ここには素敵なプールがある。

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棟にいたる歩道も緑が多い。

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でもプールはとても良かったし、緑が多くて鳥が朝から夜までさえずっていてとても居心地がよかった。人も少なかった。とても、居心地の良いホテルだった。

 

ワットプラケオ・Hill Tribe Museumまでレンタサイクル

レンタサイクルを借りて、近くにあるワットプラケオを見に行った。道が良く分からないので、適当に道を抜けて行くと途中で市場に出た。ローカルな感じが新鮮だった。

車が走っているとはいえ、田舎道なので車もさほど多くなく、自転車でも危ないことはなかった。

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現在バンコクのワットプラケオにあるエメラルドブッダはもともとここで発見されたものが移されたそうだ。今ここに飾られているのはあとに寄贈されたものだそうだ。
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そのあと、ホテルの近くに山岳民族博物館があったので、そこに行ってみた。入場料を払うとまず英語のビデオを見て主だった少数民族が主にどこから来ているか、どのような装束週間を持つかなど説明してくれた。主に9つもの民族のことを知った。雲南ミャンマー、そしてチベットからも少数民族がきているのだ。

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しかし、展示している民族衣装をきているモデルはなぜか西洋人だ。

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そのため、妙なコスプレ感が漂う。
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山岳民族のいろいろな道具も展示されている。
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その後、ホワイトテンプルにもグラブで行った。いちいち外に出てトゥクトゥクを探さなくて良いので本当に便利だ。さて、このホワイトテンプルはもはやアミューズメント施設のようだった。一風変わった装飾や地獄を思わせる手が伸びていたりする。そういうビジュアルが今の、インスタ映えを皆が求めるニーズにもうまく合致しているのだろう。多くの観光客が来ていた。

ここは元画家のチャルムチャイ・コーシッピパット氏がデザインしたもので、建てられてからまだ20数年というものだ。現在も一部建設が続いている。

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ナイトマーケットでチムチュムを食す

ホテルに聞くと、毎晩18時ごろからナイトマーケットが始まるという。そのタイミングに合わせて行ってみることにした。しかし、まだ陽が沈んでいなかったので、人はまばらだ。それでも屋台は既にオープンしていて、いろいろな食べ物が売られている。 

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陽が暮れるとどんどん人が増えて行った。やがて満席に。舞台ではタイの人がギター片手に歌っている。

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色々な料理があるなかでも名物は、チムチュムという鍋らしい。そこで一人ではあったがそれを少し小さいサイズにして頼んでみた。炭火と土鍋が持ってこられた。野菜のセットと、豚肉の1人前がきた。まず、お店の人が卵を割って鍋に入れてくれた。既にスープにはすっぱからい味付けがされているようだ。あとはスープが湧いてくるのを待ち、野菜・肉を投入して食べればよい。

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とても食べやすくて旨かった。

 

チェンライの夜はのんびりしていて喧噪も少なく、過ごし易い。

 

 

第4回へつづく。

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2023年3月 タイへの旅 第2回 バンコク編の2 ワットパクナムとナイトマーケット 

アヴァニ・ホテルの朝食はいたって普通だった。前回も書いたが泊り客は欧米人ばかりで、しかもビジネス客が多い印象だ。

それはそれとして、ここはオンヌット駅に直結しているので、アクセスが便利だ。しかも、ロータスというスーパーや、ホテルが入るビルの2階にもいろいろ食べるところがある。そういう意味では使い勝手が良いと思う。

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また、近くのソイには安いマッサージ屋も沢山あり、屋台のアーケードがある通りもあり、ローカルの食べ物や飲み物を見て回ったり、買い物するのも楽しい。

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そのあたりをちょっと散歩しながら、オレンジジュースとタイのお菓子、カノムを購入した。カノムが意外にもとても美味しかった。ういろうに似ている。

ナムソム(オレンジジュース) 20バーツ。 甘すぎず、さっぱりしていてフレッシュで美味しい。

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タイのお菓子(カノム・タイ) 20バーツ。 もちもちっとしていた。これも甘すぎずに美味しい。品のいい味だ。
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この日はワットパクナムへ行ってみることにした。9時前にBTSでTalat Phlu(タラート・プルー)駅へ向かった。そこからExit 3を降りて少し歩き、右へ曲がって歩くと対面にスーパーMがある辺りにバス停がある。

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スーパーMが向こう側に見えてくる。

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このMというスーパ―が目印、ということで、道路の反対側で待つことにした。見たところではソンテウは来ていなかった。バスを待つ風の人は何人かいた。しばらくしても来ないので、本当にここでいいのか心配になって周りの人に聞いてみた。赤いソンテウだ、というからしばらく待つと、急に数人が動いて行った。おやと思うと赤いソンテウが車道のところにいつの間にか来ていた。慌てて捕まえてワットパクナムまで乗せてもらう。これは道路をずっと見ていて来るのを待ち構えていないといけない。やや難易度が高いか。

ソンテウ 10バーツ。

 

ワットパクナムの仏塔はネットで見たようにとても美しい天井絵だった。

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仏塔の近くには、巨大な仏像がある。

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本堂にはこのような飾りつけ?があり、綺麗だった。
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ワットパクナムにはボートでもアクセスできるようだが、どうも貸し切りボートのようでもある。

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ワットパクナムについてYoutubeで動画をアップしてみたので、こちらからご覧ください。

youtu.be

 

帰りにターミナル21でカオカームーを食べた。52バーツ。

夕食はオンヌットのロータスで、パッタイ・クン(海老)を食べた。60バーツ。

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夜再び出かけて、The One RatchadaとJodd Fairという二つのナイトマーケットを見てみることにした。。結果として、Jodd fairが圧倒的に盛り上がっていた。人がやたら多かった。The oneは閑古鳥が鳴いていた。

最初にThe Oneの方に行ってみた。飾りつけは立派だったのだが、入ってみると人がまばらだった。

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座席は十分に空きがある。閑散としているとも言えるぐらいだ。
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ここは最近新しく作り直したということだが、意外にも人が随分と少なかった。逆に言えば余裕をもって落ち着いて座って食べられる。あとから行ったJodd Fairは激混みしていて、座るところもないというような感じだったので、ゆっくり食べるならThe Oneだろう。だが、あまり人がいないので盛り上がらないということはあるが。

 

一方のJodd Fairは周りを先進的なビルに囲まれていて、夜見上げるとまるでSFのような近未来的な空間が出現する。もはや東京を凌駕しているような世界だ。

このビルは実際に見ると実にSF的だ。

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それにしても思うのはバンコクには凄いエネルギーと活気があることだ。そしてカフェに入ると実にさまざまな国の人々がいる。観光客だけでなく多民族が暮らす都市になっている。その懐の広さが面白い街を作っているのだろうか。

東京はどうなんだろうか、と思う。日本はよそものや多様性を排除しすぎてはいないだろうか。それにより、自らのエネルギーを失いつつあるのではないのだろうか。

 

バンコクでは夜のとばりが下りると、どこでもバー、レストランでは音楽が聞こえてくる。しかも、重低音が響き、体が振動する。そして暗く照明を落としているのだ。それがタイの妖しく魅惑的な雰囲気を醸し出している。タイにおけるこの重低音は独特の魅力を放っていると思うのだ。

 

ホテルの外の壁際では、ざっと10以上ものテーブルを横に並べて屋外のネイルサロンが軒を連ねている。会社帰りの地元の女性がネイルをしてもらっている。実に簡単でいい。その前では食べ物の屋台が出ている。暑い昼間をやりすごすと、皆外に出てきて全てが屋外で行われるのだ。

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第3回につづく。

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前回記事はこちら。

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2023年3月 タイへの旅 第1回 バンコク編 AVANI SUKHUMVIT BANGKOK宿泊

2019年以来ということになるのだが、思い立って2023年3月、タイへの旅に出た。

羽田空港からタイ国際航空で出発

ポストコロナを見据えて日本の出入国はどう変わっているのだろうか。と思っていたら、羽田空港ではのっけから、出国セキュリティチェックで大渋滞に引っかかった。出発チェックインカウンターを通り越して異常な長蛇の列ができていた。人の往来が急激に増えているということなのだろうか。有に30分以上かかってヒヤヒヤした。そもそも出国セキュリティチェックのブースが少ないのではないだろうか。

平日ということもあって、タイ国際航空の搭乗口ラウンジで待つ人には日本人は少なかった。多くがタイ人や外国人のようだった。それが意外にも思えた。かつては日本人ばかりが乗っていたように思うのだが。ほぼ空席はなく結構満席で埋まった。

 

マスクについては推奨ということだがもはやMustではなくなっている。機内アテンダントは皆マスクをつけている。そして、大方の乗客もマスク着用していた。私はマスクをしなかったが、マスク着用していなくても、もはや何も言われない。


このTG機の設備としては液晶パネルがあり、映画やドラマなど楽しむことができる。
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映画「ワンダーウーマン」を見た。いまの戦争を思い起こすようなシーンがあって、考えさせられる。何が戦争を引き起こしているのか、なかなか普遍的なメッセージを投げかけている。戦争は誰か一人の人間の責任では無く、我々の責任であるというメッセージ。そして人間には価値がないかもしれないが、愛を信じるというメッセージ。なかなか、面白かった。主役を務めるガル・ガドットが実にはまり役だったと思う。

 

機内サービスはいま一つになっていた。タイ航空も昔はいい香りがする香水をしみこませたお絞りが配られたが、そういうものはなかった。

6時間を超えるエコノミー席でのフライトは年と共にきつい。ビジネスクラスに乗れたらと思う。そして、LCCのフルフラットになるシートに乗ることができればどんなにいいだろうか。

 

スワンナプーム国際空港からホテル

空港に到着して空港内に入ると、その国の独特のにおいが間違いなくある。例えばバンコクに来ると懐かしいと思うのはその瞬間だ。それは建物のにおいだったり、花の匂いだったり、いろいろな物のにおいである。それらが入り混じっているのだ。匂いでその国、過去の思い出などが一気に想起されるのだ。その匂いを訪ねるために旅行をしている。

 

SIM 16日間で699バーツ。
エアポートリンク、パヤタイまで45バーツ。

 

バンコクの街中に降り立つ。そこには街の排気ガスと食べ物、スパイス、花の匂いもろものが合わさった強烈な匂いがある。それこそがバンコクだった。なぜか、その匂いを嗅ぐと心が締め付けられるのだ。

 

ホテルはBTSオンヌット駅に直結したAVANI SUKHUMVIT BANGKOKだ。海外からのビジネスパーソンが随分と泊っている印象だった。例えばグローバルカンパニーがバンコクで会合を行っていて、各国から来た人が一堂に会しているという感じだ。

部屋はとてもおしゃれでよかった。

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窓の向こうは見晴らしがよく、すぐ下にはスーパーの屋根が見える。
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大きな液晶テレビ画面もある。
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収納棚はなんだかちょっとモダンなデザインだった。
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BTSの高架が下を通っている。
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スーパー・ロータスのフードコートで夕食

夕食は駅をまたいで反対側に直結したスーパー・ロータスのフードコートに行ってみた。

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最初どこでプリペイドカードを買うのか分からなかった。タイ語しかないので一瞬まごついたが、周囲をぐるぐる歩くとカードの購入カウンターを見つけた。200バーツ購入する。

ミックスミートボールのセンミーを食べた。結構コシがあって食べ応えがあった。

センミー50バーツほど。

 

その後、外のイサン屋台でガイヤーンとソムタムを食べた。ごちゃごちゃしたところだったが、ローカルな雰囲気があって良かった。暑くて汗が噴き出た。

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ソムタム 50バーツ

ガイヤーン 60バーツ

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動画はあまり撮っていなかったが、Youtubeも上げてみた。

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第2回につづく。

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おすすめランニングコース(埼玉) 大宮第三公園

さいたま市にある大宮第三公園は1100mのウレタンフォーム敷ランニングコースがあり、なかなか良かった。

 

ここは大宮第二公園とも接していて、歩道橋(緩やかで走ることも出来る)を渡ればロングコースにもなる。また見沼代用水の遊歩道があるので、そこを走ることも出来る。バリエーションがいろいろできるコースだ。

 

今回、大宮第二公園からスタートしてみた。大宮第二公園の駐車場から直進で走って行く。

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ストレートの道を走り抜ける。

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道路に出るので、そこから左に曲がり、歩道橋を渡ったところが第三公園だ。

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グリーンのウレタン敷で1100mの周回コースがある。ショートコースもある。

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3月初めの時期、梅が満開だった。

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散歩したり、走ったり、思い思いに過ごしている。距離表示もあり、適度な距離で周回となっているので、周回を走るにもわかりやすい。おすすめコースである。

 

ではまた。

 

 

 

 

 

祝アカデミー賞 Everything Everywhere All At Once(エブエブ)を見てきた。見たことないカオス作品だった。(ネタバレあり)

Everything Everywhere All At Once(日本での俗称エブエブ)という映画を早速観に行ってきた。そして最新の情報では2023年アカデミー賞ノミネートだけではなく、なんと7冠受賞になった。

そして予告編を見て、これは一体どういう映画なんだと、あっけにとられたこともあって興味を持っていたのだ。

gaga.ne.jp

 

誰しも過去の選択肢について、もしあの時、別の選択をしていたら自分の人生はどうだっただろうか、と思うことがあると思う。もし、歌を止めないで続けていたらあるいは。。。もし、カンフーを続けていたら。。。

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主人公のエブリンは中国系移民で、コインランドリーを夫と経営している。春節のパーティーを控えて忙しい中、国税局の監査のために領収書をまとめなければならず、イライラしている。夫のウェイモンドは頼りない。娘のジョイは同性愛のガールフレンドを連れて来てしまい当惑する。そして中国から来た父親の介護をしなければならない。私の人生はこんなはずではなかったと思う。ふとテレビで映っていた映画の中の踊り歌う男女に見惚れる。そんな彼女が、国税局を訪問した時にエレベーターの中で突然、マルチバース(別の人生を歩む自分の世界)へジャンプすることができるようになる。そこからストーリーは始まる。

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マルチバースで、カンフーマスター、女優、歌手などとして別の人生を歩んでいる自分にジャンプしては、その特技を体得してマルチバースを破壊しようとするものと対峙するのだ。

 

一見荒唐無稽のSFカオス映画のようなのだが、ここで描かれるのはエブリンの夫、娘、父親との家族の再生の物語だ。 

 

ここからはうちの妻の言だ。これはニヒリズム(虚無主義=あらゆる物事には意味がない)との対決というテーマでもあると。かもしれない自分のあらゆる人生を見てきたジョイは、その結果として「人生には重要なことなどない」と言う。そして全ては無意味でありベーグル・ブラックホールに入れてしまおうとする。

 

また妻はこうも言うのだ。もしかしたら、これは全てエブリンの頭の中で起こった出来事なのかもしれないと。だからこそ、登場するのは全て彼女の身の回りの人だけであり、そしてエブリンにとって一番の懸念事項はジョイであるのだと。だから、彼女の心と対峙する必要があったと。

 

私にはとても面白い映画だった。そして、俳優が素晴らしい。エベリン役のミシェル・ヨー、ウェイモンド役のジョナサン・キー、ジョイ役のステファニー・スー、そしてディアドラ役を怪演したジェイミーリーカーチス。皆素晴らしい演技だった。

 

ぜひ見てほしいが、好き嫌いが分かれるかもしれない。

 

前回の映画記事も良かったらどうぞ。

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ではまた。

北八ヶ岳でスノーシューをやってみた。おすすめコースだ。

先日NHKで、冬の八ヶ岳で楽しむスノーシューなど様々なアクティビティーをやってみるという番組「絶景アドベンチャーワールド~冬の八ヶ岳へ」(出演:福島和可菜福島舞)が再放送されていた。それを見て、では北八ヶ岳へ行ってみるかということで友人とスノーシューをやってきた。

 

この時は北八ヶ岳エリアでは積雪量が今一つな感じだったが、それでもスノーシューをするには十分だった。雪が多ければ木には樹氷が凍り付くらしいが、残念ながら見ることはできなかった。

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さて、北八ヶ岳に東京から行く場合には、新宿駅から特急「あずさ」に乗って茅野まで行く。そして、茅野からバスで1時間少しで八ヶ岳ロープウェイ山麓駅に到着する。ここからロープウェイで山頂駅まで上がって行くと、銀世界のコースが広がっている。

目次

北八ヶ岳

新宿から茅野までは特急で約2時間。茅野からはバスが出るのだが、土日祝日は4便あるものの、平日は2便しかないので注意が必要だ。

我々は平日に出発したため、茅野でお昼ご飯を食べ、13時20分のバスに乗るタイミングとなった。そこで、駅に直結した商業ビルの2階にあった、八ヶ岳オクテットというベーカリーカフェに入ってみた。

八ヶ岳バーガーというのがあったので、それを頼んでみた。1,300円也。

出てきたハンバーガーはなかなか巨大で食べ応えがあって良かった。美味しかった。

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さて、茅野からのバスは1時間で八ヶ岳ロープウェイ駅の到着した。休みの日であれば、昼前に到着できるので、半日を十分にスノーシューに当てることができるだろう。

八ヶ岳ロープウェイ山麓

八ヶ岳ロープウェイ山麓駅の建物にはレストランがあり立派である。平日にもかかわらず駐車場は車で結構埋まっていた。ここはピラタス蓼科スノーリゾートがあり、ロープウェイで山頂駅まで登ると、4kmのダウンヒルを楽しむことができるようだ。次回はスキーでも来てみたい。

www.pilatus.jp

 

それにしても到着した日は雲一つない快晴で、14時過ぎになったとは言え、せっかくの天気なので少しでもスノーシューをやることにした。

 

宿泊 ペンション山の朝

今回1泊ということで、ロープウェイにとても近いところにある「ペンション山の朝」を予約していた。場所が今一つ分からずうろうろしてしまったが、実際にはゲレンデからとても近くて便利だった。

ペンション山の朝

居心地のよいラウンジがあった。

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食堂はこじんまりしていてとてもよかった。ご飯も最高だった。

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スノーシューコース

第一日は宿にチェックインして、スノーシューを借りたりしていたら、15時過ぎになったので、短いコースを行ってみることにした。これはペアリフトに乗って降りたところから歩き森の中を下ってくるという、ダケカンバというコースだ。全長で2.5kmというところ。

このコースはパノラマと付くだけあって、見晴らしが素晴らしかった。

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快晴ということもあり、寒くなくて途中でコーヒーやお菓子を満喫することができた。

はるか遠くにアルプスを見ることができた。

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最初に少し慣れるという意味ではちょうど良いコースだ。

 

2日目はロープウェイに乗り、山頂駅から縞枯山のほうを少し迂回して、それから登山道に合流して雨池に向かうというコースに行った。

ロープウェイはスキーやスノーボードをする人、登山者など乗ってくるため、特に休みの日の朝はかなり混むようだ。そのため、8時半くらいから並んで最初の便(9時出発)に乗れるように準備した。

天気は曇りから晴れてくるという予報ではあったが、山の上は雲の中で雪が降ってきたので、とても寒くちょっと視界が悪かったのが残念ではあった。

 

雨池までのコースは適度なアップダウンがあり、登山道や林道のところは歩きやすく、この時期として新雪が少なめということでアイゼンだけで歩く人も多かった。

雨池

まあ、なにしろ上の方は寒すぎたので、もう少し晴れていればきっと最高だったに違いない。これまで、裏磐梯、奥日光、高峰高原、などでスノーシューをしたが、ここもとてもおすすめ。

 

ではまた。