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さいたまの美楽温泉スパハーブスで岩盤浴を体験!

大宮にあるスパハーブスは温泉の入浴では何回か行っているが、岩盤浴となると相当前に一度だけやったことがあるだけだった。今回たまたま割引券があったので、あらためて岩盤浴を試してみた。

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spa-herbs.jp

 

 

岩盤浴をやってみた。

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岩盤浴エリアでは、勝手がわからなかったので、一番温度の低い41度程度の癒塩(ゆうえん)というところへ入ってみた。12名程度が入れるようになっていた。ここは岩盤ベッドがカーブしているので、腰に負担がかからないように、体がいい具合にリクライニングになる。そのため長い間寝そべっていても快適だった。背中からいい具合に熱される。最初入った時は、体がまだ冷えていたせいで、15分経ってもなかなか温まらなかったが、20分程度で次第に汗が出てきた。

 

一旦クールダウンのために外に出て休憩したあと、今度は43度程度の悠雲(ゆううん)という部屋に入ってみた。ここは岩盤ベッドがフラットになっていたが、頭を置く枕が置かれていた。温度は少し先ほどよりは高い感じで、2回目ということで既に体が温まっていたので、比較的すぐに発汗してきた。良い感じである。なんだか、汗をかくのは良い感じだぞ、と思った。 途中、中央部分からドライアイスのような雲が発生してたなびいてきた。これがナノ水で雲を発生させたものらしい。

 

そして、ふたたびクールダウン後、次に烈紅(れっく)という高温74度の部屋へ突入した。ここはロウリュウを一日何回か行うようだが、階段状のサウナになっている。入った時間にはロウリュウはやっていなかったが、それでもなかなか強烈な熱さである。ちょっと空気を揺らすと熱い熱い。

パンフには、「中央に設置されている「炉」から発生する遠赤外線により、デトックス効果、アンチエイジング効果が期待できます」、とあるがこの部屋に入ると、あっという間に体中がびしょびしょになってきた。強力である。汗なのかなんなのか、腕から顎から、胸から、背中からびしゃびしゃである。いや、汗をかくのはますます良い感じだぞ。

ロウリュウエンターテイメント時には、正面の壁面に設置してある「熱波マシーン」が高速回転し、強烈な熱風を発生させることで、強い発汗を促し、アロマ水の蒸気でリラックス効果も楽しめるイベントも行われます。」とあるが、しかし、熱波マシーンが回転したら、どうなるか恐ろしいような気がした。

 

クールダウンのために、舞氷という、天井から雪?が降ってくる円形のドームがあり、真ん中に巨大かき氷かフラッペの器が置かれて、そこに上から降ってくる雪が積もり積もって円錐形の形となっているのだ。この部屋で熱くなった体をクールダウンすることができる。

なかなか良いのだが、できればこの部屋にもアロマの良い香りが漂うようにしてほしい。

 

設備について

岩盤浴エリアにはラウンジがあって、休憩する椅子がたくさんあるほか、テレビが備わったリクライニングチェアもたくさんあり、休憩する場所には事欠かない。漫画も壁の本棚にびっしりと並んでいるので、一日中ごろごろと過ごすこともできそうだ。

実際リクライニングチェアは快適で、テレビモニターが個々に付いており、耳元で音声が聞こえるようになっているので、周りにうるさくならない。

 

2階の温泉エリアにはカフェがあるので、冷たいものを飲んだり、スイーツを食べたりすることができる。湯上りにはやっぱりコーヒー牛乳を飲んだ。

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1階にはレストランがあり、ステーキなどいろいろ旨そうなものがありそうだ。

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1階の風景。

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出入口玄関。大宮駅からシャトルバスも出ているようだ。

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なんと、2021年のニフティ温泉ランキングで1位?だと。

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温泉もよいが、岩盤浴で汗まみれになるのも良い感じだった。また来ようと思う。

トム・クルーズの「トップガン マーヴェリック」を考察

あまりに周りの人が「トップガン マーヴェリック」は凄かった、最高だった、などと言うものだし、またYahoo映画の評価もなんと4.7という高得点、ということなので、大変遅ればせながら観に行ってきた。場所はさいたま新都心にあるMovixさいたまである。

結果、ふつうに面白かった。

topgunmovie.jp

アメリカンなカッコよさ

トム・クルーズが今年還暦(60歳)を迎えるとは思えないほど若々しく、肉体的にも大変鍛えられていて、マッチョでかっこいい。むしろ、若い時よりもいい感じで年取っていると思った。前作である「トップガン」が公開されたのが1986年。それから実に36年ぶりの続編であるが、本作は全編に渡ってトム・クルーズのカッコよさが際立っているような映画だった。

思ったのは、これはアメリカが憧れるヒーローのカッコよさ、そしてアメリカン・マッチョ、いかにもカッコいい、絵になると思わせる映像をこれでもかというくらいに盛り込んだ作品だ、ということ。誰かが書いていたが、ハリウッド全盛のアメリカ映画の良さが表れているのだ。そして、その象徴としてのKawasakiのバイクであり、レイバンのサングラスである。そして、メインテーマのカッコよさ。

 

エンタテインメントとしての内容

内容としてはご都合主義というところがいろいろあるが、恐らくこの映画としては、その辺も織り込み済みで、でもカッコいいでしょう、楽しんでください、ということを大いにアピールしている映画なのだ。だから、あまりディテールにおける矛盾を追及してもしょうがないと思う。

ストーリーとしては非常にシンプル。ある敵国で地下にウランの濃縮プラントを作っておりそれが稼働し始めてしまうので、その前にこれを破壊しなければならないのだ。それにはトップガンによる攻撃しかない。そこへ、いまだに大佐というポストで、つまり生涯現場主義というような立ち位置のマーヴェリックが、トップガンの教官として任命されてくる。彼はそのミッションのためにトップガンのメンバーを訓練し、そして任務を遂行していく。

このメンバーには、昔マーヴェリック自身がトップガンとして訓練していたとき、訓練中の事故で亡くなった僚友グース(コード名)の息子(ルースター)がいた。彼との葛藤がひとつの見ものとなっている。

 

印象に残った言葉

ひとつ英語のフレーズで印象に残った言葉がある。かつて同期だったその時の好敵手アイスマン、いまは大将にまでなったが病気のため声が出せず、モニター上に文字を打ち出して会話する。その彼にルースターとの葛藤で悩んでいると言うマーヴェリックに、「It’s time to let go」とタイプするのだ。それは「過去のことは水に流せ」と訳されていたような気がするが、もうそれだけの時間が経ったのだからお互いに忘れろ、と言っているように受け取った。時間が解決するのだと。「It’s time to let go」というフレーズが心になぜか残った。

 

それにしても、いつまでも若々しいトム・クルーズ。彼にあやかって、もっと鍛えないといけないな、と思ったのだった。

ちなみに、前作をあらためて見返しておくとより一層楽しめるのではないか、と思った。

 

 

 

 

タイドラマ Happy birthday 完結 感動作だった。

ナイター中継がしょっちゅう入ったので、すっかり間延びしてしまったBS朝日放映のタイドラマ、「Happy birthday」もようやく先日最終回を迎えました。最後に皆の心に残っていたキズが溶けてお互いに納得することができて良かったです。

www.bs-asahi.co.jp

 

ターンナムは最後にお母さんに再会することが出来て、ようやく成仏が出来たのでした。トンマイにとっては、彼だけがターンナム(幽霊ではあるが)に会うことができたので、彼からすれば、逆に死んでいなくなってしまったように感じられたのでしょう。寂しいというのはわかります。

 

後半ちょっとストーリーとして思うところはありましたが、タイの俳優たちの演技が素晴らしく、最後まで見続けることができました。それにしても、タイの人の表情だったり、喜怒哀楽の表現の仕方がとても自然で上手、というか、あんなにも感情をこめることができるのは、日本とタイの違いなのかもとも思いました。

 

個人的にはお父さんは、たとえターンナムが死んでしまったとしても、トンマイに対してあんなに辛い態度を取り続けることはなかったのではないか、とは思います。そのため、オンも気の毒でした。

 

印象に残った人々。タイさんのコピー屋さん。ぜひ、タイに行ったら蒸し玉子を食べてみたいと思いました。ティーのマネジャーだったゴルフさん、そしてそのお母さんはいい感じでしたね。また、後半に登場してきた、ターンナムのお母さん役は、見事にかつての風貌からすっかり見違えた様子になっていて、また演技も素晴らしいものでした。

やはり、このドラマはトンマイとターンナムの物語でしたが、最後ティーとトンマイが手に手を取って笑いながら走って行ってほしい、とも思いました。

 

閑話休題

ノイナーが母親チョンプーとの会話でさかんに、「テーワー」と言っていました。「でも・・・」という意味のようです。この「テーワー」が耳に残って、覚えましたよ。

 

 

 

第9回 山形まるごとマラソンに初参加、宿泊ホテル、会場、コースの感想

一泊旅行で山形まで行って、山形まるごとマラソンハーフマラソン)を走ってきた。

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寄る年波と共に、10年前と比べれば20-30分程度もタイムが悪くなっていて、きちんと走れないにもかかわらず、ついRunnetで大会エントリーを見てクリックしてしまっていたのだ。

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山形市内の名所旧跡を巡る、まさにまるごと山形を味わえるマラソン大会、ということで、これは良いではないか、まさに旅行を兼ねたリゾートマラソンではないか。と思ったのである。

 

宿泊ホテル ルートイン山形駅

以前に山寺へ行ったときに山形西口に泊まったので(その時はスーパーホテルだった)、同じように西口の、最初はリッチモンドホテルを予約していた。評点が高かったからね。しかし、やっぱりホテルには大浴場があったほうがいいよな、と考え直して、ギリギリのタイミングだったが、確認するとルートイン山形駅前が大浴場付き、しかも朝食無料であるのを発見したのだ。

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これが正解だった。西口の回廊から一階へ降りると広場になっているが、そこから見ればすぐのところだ。裏にはマックスバリュがあり、買い物も便利だった。

そしてなにしろ、マラソン会場への無料シャトルバスがすぐ近く、霞城セントラル前のバス停から出るのだ。そこまで数十mという近さ。これなら余裕で到着できるというもの。 

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ルートイン山形は印のある位置

さて、チェックインを済ますと、まずは必要なものを近くのセブン、およびマックスバリュで調達した。その後、ちょっと休憩で、霞城セントラルにある「茶蔵茶房」に立ち寄り、明日のエネルギー源のために、甘いものを所望した。ここのスイーツはとても美しくデコレーションしてあり、花が添えられていた。アイスコーヒーは氷までコーヒーで出来ていた。白玉あずき抹茶アイスで大いに英気を養った。

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やおら、ホテルへ戻ると14階にある大浴場へ。ここはラジウム温泉ということであったが、しっかりと温まり明日のためにマッサージを行った。準備は万全であろう。

朝食は無料なのだが、卵焼き、オムレツ、ハム、ソーセージ、焼き魚、マカロニサラダ、納豆、など充実していて、お米も美味しかった。

 

ラソン会場 山形市総合スポーツセンター

会場までは霞城セントラル前から、朝は15分程度で到着した。まだ7時30分ぐらいだったので、道路はがらがらだった。ちなみに帰りは交通規制解除後ということか?混みあっていて30分くらいかかった。シャトルバスはB、Cグループのスタート地点に到着したので、そこから受付は直ぐだった。今回はウェーブスタートということで、AグループとB、Cグループがスタート地点を分かれていた。

さて、この山形市総合スポーツセンターはとても立派な施設だった。そして、健康チェック(受付)から更衣室や荷物預けへの導線が分かりやすく、また近いところにあって便利だった。すぐ近くにはステージもあり、ゲストランナーの川内優輝選手や福士加代子さんを間近で見ることができた。

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ラソン・コースなど

この日は太平洋高気圧が日本列島を覆っていて、雲一つないような全くの快晴だった。

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そのため気温もどんどん上昇するという状況だったので、なるべくゆっくり入るようにした。Cグループなので余裕の入りを見せた。

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福士さんがB、Cグループの中の最後の方から走ってくれて後ろからだんだんに上がってきたのだが、ちょっとの間だけ並走できたのが嬉しかった。

さて、コースは霞城公園を抜けて、山形県郷土館である文翔館をぐるっと回ったり、と名所旧跡を通っていった。途中、給水ポイントが私設のものを含めて沢山あり、水分補給には十二分だった。そして、のし梅や蕎麦、残念ながら取れなかったシャインマスカットなど、エイドもいろいろ出ていてありがたかった。

多数のボランティアの人に支えられた、素晴らしい大会だった。

コースは9km以降でじわじわと登りが続くようになり、芋煮坂の登りが結構きつかった。

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折り返すと一気に下りで、ここで体力が十分残っていれば、スピードアップしていけたのだろうが、いかんせん練習不足と体力不足で、足が痛くなり、スピードアップも1km程度で潰えて、あとは途中ちょっと歩いたりしながら、ヒーヒー言ってなんとかゴールした。

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しかし、参加賞でお米が貰えて、またゼッケンについた引換券で食べた芋煮が実に美味しかった。自分の結果としてはピリッとしなかったが、大会運営は素晴らしく、参加してよかった。

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エイドでもらった「のし梅」が美味しかったので、山形駅の山形銘品コーナーで、おみやげに買って帰った。

 

ではまた。

 

 

Netflix(ネットフリックス) おすすめドラマ「ケイブ・レスキュー タイ洞窟決死の救出」が面白い。

 最近ネットフリックスでは、ザ・クラウンを見ているのだけど、このネトフリのボタンを押して画面を開いたら新しい作品?おすすめとかで、「ケイブ・レスキュータイ洞窟決死の救出」が突然出てきた。

https://www.netflix.com/jp/title/81305964

about.netflix.com

これはまだ記憶に新しい数年前にタイで起きた、サッカー少年らが洞窟に閉じ込められた事件についてのドラマ化だった。予告映像を見るとタイ東北部を鳥観図で見る映像が実に美しい。ちょっと気になったので、ザ・クラウンを小休止して見始めたら、これが面白かった。エピソード1から6まであって、かなり見ごたえがあったので、おすすめである。

映像が素晴らしい

ドラマはまず、洞窟に閉じ込められることになる少年たちを紹介するところから始まる。タイ国境のタチレクという名前が出てくる。いきなりタチレクという地名が出てきたのには驚いた。私が愛読している下川裕治氏のアジア辺境の旅の本に度々登場する、ミャンマー国境の街だ。

このミャンマーから国境を超えて来る少年がいる。またメーサイの町に住む少年もいる。それぞれの少年がどのような家に住んでいるのか母親らとどんな生活をしているのかもちらっと垣間見えるように描かれ興味深い。ドローンによる空撮で描かれる、タイ北部の風景が美しい。タチレクの国境、そしてメーサイ周辺の街並みがとてもきれいに映されている。

また、さすがNetflixは金をかけているな、というところである。豪華で、映像の映し方、アングルなど実にこだわっていることがわかる。映画のようなクオリティーである。

 

脚本が良い

前半はタムルアン洞窟へ入った子供たちがはたして無事なのか、見つかるのかという発見までの緊迫した展開に、家族、知事、タイ・シールズ、気象予報士や様々な人がからむ。そして、発見後の後半はいかにして救出するかの緊迫した展開となる。

どのエピソードも目が釘付けなのだが、個人的には、とりわけエピソード5が印象的だった。タイムリミットが迫る中、子どもたちにダイビングさせるのか、それとも空気を送り込んで数ヶ月先まで留めるのか、選択を迫られるという緊迫した中で、親たちの思いが交錯する。ダイビングに賛成する親が出てくる中、かつて娘を亡くした母親はもう死なせることはできない、とほかの人をなじる。タイ政府幹部と知事、ダイブ専門家の意見がぶつかり合う。それぞれの思いが交錯し、また葛藤が実にうまく表現されていると思った。

 

キサー・ゴータミーの寓話

娘をかつて亡くしたその母親が嘆く中、お坊さんが「キサー・ゴータミーの寓話」の話をする。私も初めて聞いた話なのだが、とても印象に残った。昔、愛児を亡くした母親がその子を何とか生き返らせてほしいと会う人ごとに哀願する。しかし当然どうしようもない。そこへ釈迦がやってきて、それでは、いままで死者を出したことがない家のケシの実をもらってきなさい。それを持ってくれば、子供は生き返るであろう、と言うのだ。彼女は必死に一軒一軒を回ったが、どの家でも父や祖母や子供、叔父叔母などを亡くしていて、死者の出てない家などなかったのである。そこで、ふっと彼女は生きとし生けるものは死を免れることができず、その悲しみを胸に抱いていくしかない、ということを悟るのであった。と、仏教国タイならではの寓話が挿入されていた。

 

俳優が素晴らしい

コーチ役には、パパンコーン・ラークチャレアムポート。彼の演技はとても良かった。それなのに、何という悲しいことに彼は今年、睡眠中に突然死してしまっていたのだ。それは最後のクレジットで伝えられる。

チェンライ県の知事役のタネート・ワラークンヌクロは特に素晴らしかった。後半の救出活動での葛藤、決断、そして祈り。気象予報士インターンのヌン、水理学者のケリー、などタイ側の俳優も実に素晴らしかった。それのみならず、母親たちの演技が、演技とも思えないような自然さなのだ。そのあまり本当なのかと思えてくるのだ。彼らがタイにおいては名のある俳優たちなのかは知らない。しかし、日本のドラマがつい声高だったり、演技が過剰だったりするのを見ていると、微妙な表情による心理描写がとてもうまいと思うのだ。

 

ダイビング専門家など欧米人も活躍をするが、タイ側に寄り添った作りだったと思う。

 

皆さん、これはおすすめです。

 

そして、2023年3月にメーサイを訪れた際に、このタムルアン洞窟まで行ってきた。ドラマを見ていてこの場所を訪れると感慨はひとしおのものがある。その記事はこちらからどうぞ。

www.nobbyblog.com

 

 

ちなみに、以前には映画でもこの題材が取り上げられていたようです。ご興味があれば、こちらもどうぞ。

 

 

では、また。

 

休暇村 岩手網張温泉に宿泊、大釈の湯、薬師の湯がよかった。

アイスショーBeyondの青森公演のあと、岩手県にある休暇村、岩手網張温泉に行ってきた。

岩手網張温泉への行き方

盛岡駅から無料の送迎バスが出ているので、それに乗ったのだが、およそ1時間弱で到着するので便利だ。ホームページから予約をする際に、乗るバスの時間を指定することができる。道中は道も曲がりくねった山道を行くわけでもないので快適である。

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途中、小岩井農場を通過していくので、時間があればここに立ち寄るのも良いなあと思った。広大な牧草地があり、なんだか外国みたいな風景であった。

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本来なら見晴らしもいいのだろうが、あいにく台風が迫ってきたために山の方は雨模様だったのが残念だ。

 

網張温泉に到着

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本館は道路から見上げるような位置に、裏に山が迫っているような位置にある。眼下には雫石の田園風景が見通せるようだ。ここは冬のスキー場がメインではないか、と思うくらいすぐにリフトがあり、スキー場の斜面が迫っている。スキーに来るのもいいかもしれない。

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今回泊まったのは内湯と露天の「大釈の湯」に近い西館の4階、ということでフロント横の土産物屋のところのエレベータで4階へ上がる。1フロアでの部屋数がかなり多く、ずっと歩いた一番奥の部屋であった。窓からは駐車場の向こうに、下の田園風景がみえるらしいが、あいにく雲が多くはっきりとは見えなかった。

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温泉:薬師の湯、大釈の湯

温泉だが網張温泉の泉質は硫黄泉ということだ。まずは外にあるという薬師の湯まで歩いて行ってみることにした。温泉を巡るために便利な、タオルが入ったバッグが部屋に備えられていた。

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さて、この温泉は日帰り湯になっているようで、外部から直接車で来る人も多いようだ。玄関を出て、展望デッキから遊歩道を下りて、吊橋を渡っていくこと約5分くらいで到着する。

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ここは外湯と内湯の両方があり、湯の温度が約43度ということで少し熱めの温泉だった。それでも温泉の泉質なのか、しばらく浸っているとそれほど熱くもなく心地よい。

お風呂を出ると、休憩所があり、そこでアイスクリームなどを食べることができた。

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夜は大釈の湯に行ってみた。こちらは部屋からすぐのエレベーターで一階まで降りるとすぐなので便利だった。こちらも露天と内湯の両方があり、温度は少し低めの41度ということでちょうど良かった。

 

ビュッフェ

夕食と朝食はビュッフェだった。

ステーキ食べ放題があり、ここでは焼いたものを出してくれたし、一枚もそこそこ大きかったのでよかった。鹿沢のステーキはちょっと小さかったし、焼き冷ましが置いてあったからね。天ぷらもキノコがあったり、お刺身があったり、またお汁もせんべい汁ともう一つあった。じゃじゃ麺があって、家内はもっぱらこれを食べていた。あと豆腐しんじょうが美味しかったらしい。

あと、ヨーグルトドリンクが3種類ほどあって、それもどうも美味しかったらしい。飲み損ねた。

 

その他 盛岡駅

翌日も送迎バスで盛岡駅へ戻ったが、少し時間があったので、駅前をだらだら歩いて、北上川沿いの開運橋のたもとの遊歩道に出た。本当は、でんでんむしという周回路線バスに乗ったほうがよかったかもしれない。

川沿いには木伏Water neighborhoodというところがあって、いくつかカフェなどのお店が出ていた。テラス席もあってなかなかいい雰囲気だったので、ここで思いがけず休憩をすることとなった。自家製レモネードがなかなか美味しかった。

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今回は以上です。

 

 

 

浅田真央のBeyond 青森公演 凄すぎた! フラット八戸 2022年9月18日午前公演

浅田真央アイスショー、Beyondを見るために八戸まで行ってきた。

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beyond-maotour.jp

もともとは半ば妻の付き添いで、どれどれ新しいアイスショーはどんなものか、ぐらいの気持ちで行ったのだが。

 

予想に反して、凄すぎた。想像を遥かに超えた素晴らしいものだった。浅田真央本人がパンフレットの中で、過去を超えて進化する、と語っていたが、まさに新しい地平を開いたとも言えるような内容だった。そして、それは全てのキャストの120%のパフォーマンスにより、見事に実現されていたのだ。

 

目次:

 

フラット八戸は関東から近かった

話は変わるが、このBeyondの青森公演は、八戸市に2020年に開業したばかりの「フラット八戸」というアイススケートリンクで行われた。

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新幹線の八戸駅西口からわずか徒歩2分という、とんでもなく便利な立地にある。そのため、関東圏からも朝の新幹線に乗れば、余裕で行くことができたのだ。なんと便利なことだろう。

新幹線途中の田園風景だ。東北新幹線は最高速度320キロを誇る。

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八戸駅に到着した。大宮からわずか2時間27分程度で着いたのだ。下手をすると関東近県のどこかへ行くよりも時間的に早いかもしれない。

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駅を出るとフラット八戸は目の前だ。迷うことも無い。

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ここにそのフラット八戸のHPを貼り付けておこう。このフラット八戸だが、内部の壁がブラックに塗られていて、実にシックな佇まいだった。またこの色がBeyondの公演の色と調和していた。

flathachinohe.com

映像ビジョンとの融合が凄い

このBeyondというアイスショーでは、新しい取り組みとして、LED映像とのコラボレーションが行われた。具体的にはショートサイドの片側にメインとなる巨大なLED映像ビジョンのパネルが置かれ、またロングサイドにもサブとなるビジョン・パネルを置き、氷上の滑り、演技との融合を目指したのだ。

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これまでプロジェクション・マッピングなどの手法によるフィギュアスケートとのコラボレーションは見られたが、今回Beyondでは映像ビジョンに背景や曲のイメージを映し出し、そして氷上の世界とシームレスで繋ぐような試みがなされた。それによって、氷上の世界観が補完され、強化され、またパンフレットで書かれていたように、演技の幕間は暗転せざるを得なかった部分を映像で見せるということができるようになったのだ。

これがBeyondでは実に効果的に使われていたと思う。

 

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冒頭、暗転した舞台から、浅田真央のイメージシーンから映像が映され、草原・水の中など様々な映像と共に音楽・音響がこれから何か美しいものが始まるということを象徴的に表現する。ワクワクした期待感を高める。この導入部分からして実に演出がうまいと唸ってしまう。

 

このアイスショーは1時間半ぶっ通しで、一気に駆け抜けるという演出となっている。これもこれまでのアイスショーにはない形だ。 繋ぎなくショーを演出するため、この映像ビジョン、この映像との融合があたかも氷上の演技、滑走の切れ目を接着するボンドのような役割も果たし、見ている観客はまるで連続している一つ一つのストーリーを、あるいは映画を見たかのような没入感で最後まで見ることになるのだ。

 

音声やナレーションなど説明を一切排除したことも触れておくべきだろう。次は何の曲であるとか、どのような場面であるか、など野暮なことは一切言わない。全ての説明を排除し、その滑り、手足の表現、演技でのみ観客に伝えるということは勇気がいることかもしれない。しかし、それによってショーが陳腐化することなく、それぞれの滑りによる一つの作品を目の前の観客に提示できたのだ。

 

キャストが素晴らしい

キャストがまた素晴らしかった。既に多くの方がSNS上で語っているので、繰り返しになってしまうが、どのキャストにも華があるので見ごたえがあった。皆ソロの出番があり、スポットライトが当たり、持ち味を発揮して輝いていた。座長である浅田さんは当然のことながら、ペアの相手を務めた柴田さんが実に上手だった。ここまでのペアの演技ができているとは、予想していなかったこともあり、逆に見る側としても固唾を飲むスケートが続いた。

 

全てが見どころではあったが、あえて個人的に特筆するならば、シェヘラザードと白鳥の湖が素晴らしかった。シェヘラザードでは、これまで見たことがない表現も見せ、ここまで妖艶な演技ができるのかという、新たな境地だったと思う。柴田氏とのユニゾンも実によかった。

 

白鳥の湖は、分けてもこのプログラムの中では大変な長編の作品であり、まるで氷上のバレエの舞台を見ているかのようであった。これだけでお腹いっぱいという作品だった。ぜひ皆に見てもらいたい。

 

しかし、これら全てを一気に見たところ、一回見ただけでは到底全てを消化しきれない、頭を整理しきれないのだ。来年3月まで公演は続いている。もしまた機会があれば、ぜひ別の公演も見てみたいものである。

 

別の過去記事も良かったらどうぞ。

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では、また。